妙法育成牧場で本放牧開始

津南町上郷宮野原の県営妙法育成牧場(河野昭信場長)で18日から本放牧が始まった。昨年より4日早い開始となった。
同牧場は県内唯一の県営牧場で、標高630mから950mに位置し、北陸地方では最大の約173ヘクタールの広大な放牧地を持つ。県内の酪農家から乳牛を預かり、高能力牛の受精卵移植や優良精液の人工授精を行い、約1年間育てて受胎を終えた牛を酪農家に返している。
放牧は足腰を強くし、餌をたくさん食べられる丈夫な牛を育成するために行うもので、今年は146頭を放牧。11月上旬まで牛舎には戻さずに放牧地で放し飼いされ、この間に牛の体重は約90kgも増えるという。
職員により牛舎のゲートが開けられると、牛たちは「待ってました!」とばかりに長い冬を過ごした牛舎を飛び出し、初夏の陽光が溢れる放牧地を駆け回りながら、気持ち良さそうに新緑の牧草を味わっていた。
《本紙5月20日号2面より》




