諏訪神社「夏越(なご)しの祓い」
十日町総鎮守の諏訪神社では6月30日、午後5時から社務所の茅の輪前で「夏越(なご)しの祓い」を行う。
大祓いは古代・中世から行われてきた神事儀礼で、古来より「人は誤りを犯し得るものである」という人間観のもと、人は日常生活の中で知らず知らずに罪を犯し、穢れに触れてしまうものであるとされてきた。
そこで半年に一度「大祓い式」を執り行い心身を清め、本来、ひとが持ちうる神性を高め、災厄を避けることを目的としている。
大祓いは毎年6月30日と12月31日の半年ごとに行われ、これを「二季の祓い」と言い、6月の祓いは古くから「夏越(なご)しの祓い」と言われている。
「茅の輪神事(ちのわしんじ)」は茅の輪をくぐり超えて罪穢れを除き、心身の清浄ならんことを祈願するもの。
祈祷料は2千円(1団体もしくは1家族)で、申込みは佐伯也寸子宮司(電話025―752—2966)か社務所(電話025―757—5102)へ。
当日申込みも可能だが、あらかじめ祈祷を申し込む場合には、宮司宅に来てほしいとしている。茅の輪は7月6日まで設置している。