十日町高校吹奏楽部による新春ふれあいコンサート（十日町市手をつなぐ育成会主催）が１月13日、午後１時半から段十ろうで開催される。
　障がい者社会参加育成事業として開かれるもので、今年で７回目を迎えた。
　育成会は昭和27年、知的障がいの子どもを持つ３人母親が「この子たちの行き場がない」との思いから立ち上げた。作業所や施設建設を呼びかける運動を展開したり、資金を調達するなど、現在の福祉の在り方に大きな影響を与えた。
　現在、市内で84人、県内で約３０００人、全国では15万人を超える会員を擁する。
　十日町市育成会（柳洋治会長）では障がい者も一緒に音楽を楽しめる新春コンサートを毎年この時期に開催し、楽しい雰囲気に包まれ、大いに盛り上がる。
　十日町雪まつりでは、障がい者本人に社会体験させるため、コミュニティひろばで焼きトウモロコシを中心とした販売所を設け、十日町市産で作った手作り製品の販売を行い、好評を得ている。
　コンサートは入場無料で、運営ボランティアも募集しており、詳細は柳会長（電話０２５―７５７—８７７１）まで。