きものフェスタ2019
十日町きもの産地の最大イベント「きものフェスタ2019」が4月8日から13日まで、クロステンで開催される。
きものフェスタは、求評会として大正期から始まり、戦時中に中断された後、昭和24年に再開され現在に至っている。産地の新作商品が一堂に展示され、全国の呉服問屋、呉服小売店を審査員として最高賞の経済産業大臣賞を競う。
きもの関連行事が集中する4月から5月にかけての間を昨年から「十日町きもの月間」として発信しており、きものフェスタがその皮切りとなる。
今回は産地のメーカー18社から振袖、留袖、訪問着、紬絣、付下・着尺・羽織・コート、帯の6部門に新作が出品される。
また、特別展として「〜織と染 総合産地へ〜十日町織物総合求評会50周年記念特別展」を開催。本格的な染商品への進出を果たし、織りと染め総合産地への飛躍を内外に示した昭和44年の第1回総合求評会から50年を記念し、当時の入賞作品や写真などの資料を展示する。
審査会は期間中、午前9時から午後5時(12日は午後3時)まで、呉服問屋・小売店関係者以外の一般ユーザーも審査に参加することができる。
入賞作品公開は13日午前9時から午後3時まで行われ、経済産業大臣賞などの各賞が発表される。
問い合わせは主催の十日町織物工業協同組合(電話025―757—9111)まで。