なじょもん企画展「千曲川—信濃川流域の縄文文化 火焔土器前夜の世界」
津南町農と縄文の体験実習館なじょもんでは、秋季企画展「千曲川—信濃川流域の縄文文化 火焔土器前夜の世界」を11月3日(火・文化の日)まで開催している。
長野県と新潟県を流れる千曲川・信濃川流域の縄文文化にスポットをあて、同川の成り立ちからその流域に発生した黒曜石などの石器文化、火焔型土器登場までの土器文化を紹介している。
津南町、十日町市をはじめ両県の遺跡から出土した100点超の土器を展示。縄文時代を代表する火焔型土器・王冠型土器、中越地域で出土し火焔土器の成立に大きく影響したと考えられている五丁歩土器、同土器と近縁関係にあるとされる焼町土器などを解説とともに見ることができる。
開館時間は午前9時から午後5時まで、入館料は大人300円、小人200円、月曜休館(祝日の場合は翌日休館)。
また、10月24日(土)には町文化センターで津南シンポジウム「火焔土器前夜の様相—五丁歩土器の世界—」(町教育委員会主催)を午後1時から開く。信濃川、魚野川、阿賀野川の各流域の土器群についての講演とシンポジウムなど。参加費2千円。申込み締切りは10月16日。
申込み・問い合わせは町教委文化財班(電話025―765—2299)まで。