2024年 04月19日 (金曜日)

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重文「遮光器土偶」など展示 市博物館特別展「形をうつす―文化財資料の新たな活用―」

 十日町市博物館では6月1日(火)から、新博物館オープン1周年を記念した夏季特別展「形をうつす―文化財資料の新たな活用―」を開催する。
 同展では、東京国立博物館所蔵の重要文化財「遮光器土偶」(青森県亀ヶ岡出土)を展示。同土偶は新潟県内では初公開で、国宝「火焔型土器」(ナンバー1)との競演も、国内初だという。
 市博物館では、東京国立博物館との共同研究「三次元計測及びX線CT計測データを活用した考古資料の新たな展示方法の開発」により、国宝・火焔型土器と王冠型土器の高精細複製品(陶製)を製作し、「触れることのできる国宝」として展示している。同展では、三次元計測データを利用して製作された高精細複製品と実物資料(一部)を展示し、文化財資料の新たな活用方法を紹介する。
 同展で展示されるのは、遮光器土偶、火焔型土器、王冠型土器の実物の他、「遮光器土偶」「みみずく土偶」「ポーズ土偶」の手で触れられる三次元計測データ複製品、「縄文のビーナス」「仮面の女神」など国宝土偶の型取り副製品5点、複製品製作用の型枠など、土器の複製にまつわる資料計22点。重文・遮光器土偶に加え、国宝の実物2点、複製品7点が揃い踏みする。
 また6月20日(日)には、記念イベント「形をうつす」が行われ、「ナンバー1」の高精細複製品を作成した㈱大塚オーミ陶業による複製品制作過程紹介(午前11時〜正午)、ワークショップ「オンリーワンの火焔型土器突起をつくろう!」(午後2時〜4時)が行われる。ワークショップは小学生対象で要事前申込み、定員15人に達し次第締め切り。
 特別展の会期は6月1日(火)~7月4日(日)(月曜日と6月4日休館)、観 覧 料 千円(常設展と共通)、中学生以下無料。
 問い合わせ、ワークショップ予約は同館(電話025―757―5531)へ。

十日町新聞
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