「2023年の越後妻有」夏・秋プログラム
4月から展開されている大地の芸術祭通年プログラム「2023年の越後妻有」の夏・秋プログラムが7月からスタートする。
越後妻有里山現代美術館MonETでは、7月から来年3月にかけて連続企画展として4人のゲストキュレーターを迎え、4つの展覧会を開く。
7月1日からはアートグループ「カタルシスの岸辺」による個展「マテリアルショップカタルシスの岸辺 十日町本町店×『死蔵データGP2022—2023』記録展」を開催。同グループが収集する死蔵した映像や画像素材を量り売りにする屋台を模した作品を展開し、死蔵データの公開・販売などを行う。時間は午前10時から午後5時まで(最終入館午後4時半)、8月12日にはイベント「死蔵データGP北信越大会」が行われる。
このほかの夏・秋プログラムの企画展・イベントは次の通り。
【企画展】
▼絵本と木の実の美術館「シズリン!いつまでもここにいてね」=同館宣伝部長として活動し昨年9月に他界したおおたか静流さんの歩みを紹介、7月29日から11月5日まで(火水曜日休館)、8月20日にコンサート
▼香港ハウス「再聴:山の音」=作家・ツールボックス・パーカッション、7月29日から11月5日の土日祝日、初日にオープニングパフォーマンス
▼ギャラリー湯山「企画展 〝NOTHING〟」=7月8日から30日の土日祝日
▼同「阪田清子展(仮)」=8月11日から9月24日の土日祝日
▼森の学校キョロロ「虫博—キミもめざせ!虫ハカセ」=7月15日から10月15日まで(火曜日休館)
【イベント】
▼ベリースプーン2023=ジャム作りワークショップ、7月14日から8月13日の金土日曜日、午前10時半から、料金500円
▼キツネ田野倉ン=集落に伝わる民話「三九郎キツネ」にちなみキツネの仮装をして集落をまわるランニングイベント、8月26日
▼上郷クローブ座レストラン(演劇鑑賞型ランチ)=「北越雪譜」をもとにした演劇(脚本・演出=原倫太郎+原游)を上演、7月29日から8月27日の土日祝日、正午から、完全予約制、料金は2500円
▼TSUMARI BURGER〜妻有ポークとかぐら南蛮タルタルのダンプリングバーガーなど販売=MonET、7月29日から8月28日まで(火水曜日休館)
企画展の鑑賞には共通チケットまたは個別鑑賞料が必要。問い合わせは大地の芸術祭実行委員会(電話0−25—757—2637)まで。