中山正木版画展
市内稲葉の星と森の詩美術館では8月2日(金)から9月29日(日)まで、「没後10年 中山正木版画展」を開催する。
中山(1927—2014)は1950年代初頭に木版画制作を始め、その後、木版画運動協会会員となる。東洲斎写楽の雲母刷りに衝撃を受け、1962年の初渡欧の際にはキリスト教の聖人が描かれたイコンに魅せられた。
中山は少女、馬、蝶、花のいずれかをモチーフとして描き、独自の幻想的な世界を築き上げていく。同展では中山が生涯追い求めた木版画の世界を展望する。
入館料は一般500円ほか。火曜日休館。詳細は同館(電話025—752—7202)か同館HPへ。