十日町市博物館特別展「JAPAN(漆器)のルーツ」
十日町市博物館秋季特別展「JAPAN(漆器)のルーツ—雪ふる縄文と世界遺産—」が9月28日(土)から11月10日(日)まで、同館で開かれる。
日本は世界で最も古い漆文化を持ち、その技術は縄文時代ですでに確立されていた。県内での出土品や北東北(青森県、秋田県、岩手県)にある世界遺産構成遺跡から出土した重要文化財指定品を含む土器や土製品を中心に約120点を展示し、縄文の美と心、その魅力に迫る。
主な展示品は、重要文化財の青森県三内丸山遺跡深鉢形土器、同県是川仲居遺跡注口土器、十日町市指定文化財の中島遺跡深鉢形土器など。
時間は午前9時から午後5時まで、観覧料1100円(中学生以下無料)、月曜休館(祝日の場合は翌平日休館)。
9月29日(日)、10月13日(日)、27日(日)、11月10日(日)には午後1時半から学芸員によるギャラリートークが行われる。
また、10月12日(土)午後1時半から同館講堂で記念講演会が開かれる。講師は八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館学芸員の小久保拓也さん。演題は「縄文漆工芸の里—是川石器時代遺跡—」。要申込み、定員40人、受講料300円。
申込み・問い合わせは同館(電話025—757—5531)まで。