「極めて厳しい状況」 青柳織組理事長が賀詞交換会で警鐘
十日町織物工業協同組合と関連団体による恒例の新年賀詞交換会が4日、クロス10大ホールで開催され、関係者約200人が参集した。長引くきもの需要の減少により平成17年度の産地販売金額は前年比11%減の62億6000万円とピーク時の約10分の1に減少、さらに昨年は京都の大手小売業者が破綻するなど業界全体に影響を及ぼす事件が重なり、多難な船出となった平成19年。青柳安彦理事長は挨拶の中で「我々きもの業界は極めて厳しい状況にある。きものを商材として追求しすぎた結果であり、豊かなライフスタイルを消費者に提供するという高邁な目標を疎かにしたと言わざるを得ない。消費者本位の流れを真摯に受けとめ時代への対応を図る転換が必要」と呼びかけ、団塊世代の取り込み、産地全体の知名度アップ・ブランド化の推進などの方針を示した。
(写真:新年賀詞交換会で挨拶する青柳理事長)
《本紙1月5日号1面記事より抜粋》
十日町新聞1月5日号は・・・・
▼<県議選>津南の婿・村松県議を県政に 津南、川西、中里で後援会設立
▼元旦の年賀状配達は38万通 十日町郵便局で元旦出発式
▼データ改ざんも発覚 電力6社が自主点検の結果公表
▼利便性の高まりで一層の活性化を 市役所分庁舎で証明書発行スタート
▼国道405号に新スノーシェッド完成 新たにロータリー車も配備
▼<箱根駅伝>五十嵐(松代出身)が区間2位、涌井(津南出身)は山登りに苦戦
▼宮澤健二氏がヤマケイフォトコンテストで年間賞グランプリを受賞 など