女子レス4選手を北京と十日町で熱烈応援
がんばれ日本! めざせ4階級金メダル!―。北京オリンピック女子レスリングが行われた16、17日夜、日本代表選手が合宿で汗を流した市内塩之又の桜花レスリング道場などでは市民による北京・十日町同時応援(全日本女子レスリング十日町後援会主催)が開催された。
両日は同後援会メンバー約30人が北京入りし、日本に残ったメンバーら約200人が桜花道場とキナーレから応援。桜花道場では大型スクリーンを前に約100人が「気合」の文字が入ったそろいのTシャツ姿で観戦し、「気合いだ!」「がんばれ!」と熱い声援を送った。
結果は48キロ級の伊調千春選手が銀、55キロ級の吉田沙保里選手と63キロ級の伊調馨選手が金、73キロ級の浜口京子選手が銅と4人が前回アテネ大会と同じ色のメダルを手に。試合後、前回以上の晴れやかな笑顔を浮かべる4人に会場では「よくやった」「ご苦労様」と拍手が響いていた。
15年前から合宿時に食事の世話をしてきた林千代さん(80)(塩之又)は「4人ともメダルを獲ることができて最高に嬉しい。十日町に帰ってきたら抱きしめてやりたい」と、うれし涙を浮かべながら喜びを語っていた。
(写真:浜口選手の銅メダル獲得を万歳で喜ぶ参集者・17日桜花道場)
《本紙8月20日号1面より》