よみがえった大河信濃川 国交省がJRに取水停止命令
長年にわたる不正取水や隠蔽工作を行ってきた東日本旅客鉄道(JR東日本)の信濃川発電所に対し10日、国交省北陸地方整備局は水利権許可の取消し処分を行った。この処分命令を受けJR東日本は同日、発電用取水を全て停止し、長年石河原となっていた信濃川中流域に自然の流れが復活した。水利権剥奪という厳しい処分は、平成19年の東京電力・塩原発電所(栃木県)に次ぐ2例目となる。JRが発電を再開するには、同日から1年以内に再申請を行い新たに水利権認可を受ける必要があるが、地元との信頼関係は地に落ちており今後の推移が注目される。
(写真上から:発電取水停止後と停止前のダム下流)
《本紙3月15日号1面記事より抜粋》
十日町新聞3月15日号は・・・・・
▼JR問題対策協議会を設置か 田口市長が市議会一般質問で示す
▼歴代発電所長「不正認識」 JR東日本が社内処分を発表
▼自民国会議員で河川法勉強会作る 自民党十日町支部定期大会で高鳥氏
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▼<市議選>松代地域から小野嶋哲雄氏が起意 旧郡部からは初の新人
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