市内津池で地すべり発生 1世帯が自主避難
市内津池地内で発生していた地すべりが23日夕方に拡大し、主要地方道十日町六日町線が同日午後7時から全面通行止めになっている。また、現場近くに住む1世帯1人(80歳代女性)が親戚宅へ自主避難している。
地すべりは十日町六日町線と平行する田川の間の斜面で、川側に滑るように起きており、21日に発生が確認され、23日現在も少しずつ滑り続けている。23日朝現在、幅約80m、長さ約40mにわたって崩れており、最上部は十日町六日町線に到達、同道がセンターライン近くまで約30mにわたり路肩決壊している。迂回路は県道新座八箇線。
復旧について、同道を管理する県十日町地域振興局地域整備部は「現在も動きが続いており、現段階では具体的な対策ができない。今後も動きを確認しながら対策を考えていきたい」と話している。
(写真:地すべりにより路肩が崩れた主要地方道十日町六日町線)