第12回きものの街のキルト展が開幕
第12回きものの街のキルト展が19日に開幕、来月4日まで市街地を中心に開かれている。
キルト展は県内外から29の団体が制作、市内125会場とほくほく線列車で作品が楽しめる。
初日には10回目を迎えたキルトコンテストの表彰式が市民体育館で行われ、年々国際的になっていることを象徴するように、クロアチアピッチで十日町市と縁の深いクロアチアのイゴール大使館参事官も出席した。クロアチアでもキルト展が行われており、日本からも出展されているという。
表彰式では村山義政市観光協会長が主催者を代表して、出品への感謝の言葉を述べながら「キルト展はきもの産地ならではの特性を生かして、中心市街地の活性化に役立てたいと始められ、現在、活性化の計画も進んでいる。来年、再来年は様変わりした中心市街地で行いたい」と述べた。
この後、『秋衣』で和布部門金賞の糸山久美子さん(仙台市)と、『済州島の青い夜』でフリー部門金賞の佛生綾子さん(韓国済州特別自治道)をはじめ、各賞受賞者に表彰状が手渡された。またNHK文化センター新潟パッチワーク教室講師の朝倉澄子さんと十日町キルターズの会に感謝状が贈呈された。
(写真左から:初日に行われた表彰式とキルト列車の乗客を歓迎する職員)
《本紙9月24日号1面記事より抜粋》