【新型コロナ】障害者福祉施設でクラスターか 市内の男女8人が感染
新潟県は25日、十日町市在住の男女8人を含む計12人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。この日県内で確認された感染者は、新潟市発表分の12人と合わせて24人となり、過去2番目の多さ。
市内の8人はいずれも昨日感染が確認された30歳代男性(障害者福祉施設職員)の職場関係で、濃厚接触者。内訳は70歳代女性(職員)、60歳代女性(職員)、40歳代女性(職員)、年齢非公表女性(職員)、60歳代男性(施設利用者)、20歳代女性(施設利用者)、40歳代男性(施設利用者)、30歳代男性(施設利用者)。
一連の感染が確認されたのは、市内稲荷町4の就労継続支援B型事業所「ワークセンターあんしん」。同施設を運営する「NPO法人 支援センターあんしん」は24日、1人目の感染確認に伴い、運営する全事業所を自主的に閉鎖。午後5時頃には、法人のフェイスブックページに一連の経過・状況を説明する投稿を掲載した。
また、25日に小千谷市で感染が確認された1人(50歳代男性)も同施設の利用者で、同施設関連での感染確認は計10人となった。
県によると、同施設関連で約100人がPCR検査を受けており、およそ3分の2の結果がまだ出ていない。県では「クラスターの可能性が高い」としている。