新潟県は29日、十日町市で２人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。
　29日に発表された県内の感染者は108人（新潟市64人、その他市町村44人）。十日町保健所管内でのこれまでの感染確認は合計1775人となった。

　十日町市は29日、渡辺正範教育長が新型コロナウイルス感染症に感染したと発表した。
　市によると、教育長は軽症。27日午後４時まで勤務し、29日に抗原検査と医療機関受診により感染が判明した。勤務中は常時マスク着用など感染対策を講じており、執務場所は消毒を実施、また職務上の濃厚接触者がいないことから、市役所本庁舎や教育委員会のある川西支所は通常どおり開所している。

　また市は同日、市立下条中学校の教職員１人の新型コロナ感染を発表した。校内に濃厚接触者がいないため同校は臨時休業せず、学校開放も通常どおり行う。

　また津南町は同日、町役場勤務の職員１人の新型コロナ感染を発表した。町によると、来庁者に濃厚接触者はおらず、庁舎内の濃厚接触者は特定し対応済、庁舎の消毒も実施済。町役場は30日以降も通常どおり開庁する。