2024年 12月10日 (火曜日)

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70代女性がドクササコ食べ食中毒 県が毒キノコ注意報発令

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 十日町保健所は15日、管内で毒キノコ「ドクササコ」による食中毒が発生したと発表した。
 被害に遭ったのは十日町市の70代女性で、女性は11日に市内でナラタケと思いキノコを採取、11日から13日にかけて吸い物にして食べたところ、14日午前6時頃から手足のしびれ、痛み等の症状があらわれ、15日に医療機関を受診し入院した。
 ドクササコは、傘の大きさが5から10センチほど、傘の色・形は橙褐色から黄褐色で中央部がくぼみ、ふちが内側へ巻く。広葉樹林や竹やぶの地上に発生。カヤタケ、ナラタケ、ホテイシメジ、アカハツ、チチタケと間違えて食中毒になることが多く、誤食すると食後6時間から1週間程度経過してから手足の先が赤く腫れ、激痛が伴いこの症状が1ヶ月以上続く。
 県内では今秋初の毒キノコによる食中毒となり、県は同日に「毒キノコ食中毒発生注意報」を発令、食用と判断できないキノコは絶対に「採らない」「食べない」「人にあげない」よう注意を呼びかけている。
〔写真:ドクササコ(県資料より)〕

十日町新聞
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