早大生がボランティアで雪まつり広場づくり
市内松代地域と交流を続けている早稲田大学の学生による「雪掘りボランティア2007」が5日から6泊7日の日程で実施された。
早稲田大学との交流は、約20年前から旧松代町に建設されたセミナーハウスなどの校外施設を介して続けられ、地元に恩返しがしたいという学生の思いから平成10年2月に始まり通算で10回目。
今年は様々な学部から男女合わせて31人が参加。暖冬少雪により屋根の雪下ろしは無いものの、6日には落下式屋根の松代ゲートボールハウス「ゆうゆう荘」の雪片付けを行い、松代小学校を訪問、7日には松代スキー場のリフト乗降口の雪整備と、十高グラウンドで作成中のコミュニティひろば建設の手伝いなどにも参加し汗を流した。9日夜には松代の地元家庭11軒に民泊。10日には民家周りの雪片付けや雪まつり広場づくりの手伝いを行った。
広場づくりに参加した社会科学部4年の手島遥介さん(23)は熊本県出身で雪国に来たのは初めて。「ボランティア参加も雪国も初めてと、日常と違う非日常なので興奮気味です。かんじきは思ってた以上に疲れますね」と笑顔を見せていた。
(写真:かんじきで広場の雪固めをする早大生)
《本紙2月15日号4面記事より抜粋編集》