2024年 04月18日 (木曜日)

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中条出身の3選手がスイスで相撲を披露

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 中条小学校時代から相撲で活躍し、その後能生中学へ進学、2009年新潟国体での飛躍が期待される橋本拓実、大熊夏輝、金井極(中条小出身、能生中学3年)の3選手がこのほど、スイスのチューリッヒで開催されたジャパンフェスティバルに参加、日本の国技である相撲を紹介しながら国際交流に努めた。
 一行は橋本主将ら選手6人と、教員1人、そして県相撲連盟強化責任者で指導にあたる田海哲也さんの合わせて8人。
 同フェスティバルはスイスの食品会社が企画したもの。スイスでは空手、柔道、茶道、華道など日本特有のスポーツや伝統文化は披露されたことがあるものの、相撲だけはなかった。大相撲を呼ぼうという話もあったが日程など諸般の事情から断念。ちょうど関係者のスイス人の奥さんが糸魚川市出身という縁もあり、昨年の全国中学校相撲大会(全中)で3位に入る活躍を見せた能生中相撲部に白羽の矢が立った。
 フェスティバルではスーパーのエントランスに、約500万円をかけて土俵をつくった。土俵といってもマットだが、周囲には日本庭園を配置するなど日本色豊かな会場となった。
 スイスの日本大使館の関係者が開会の挨拶を行うなど、友好ムード一色で、会場には約3000人の観衆が詰め掛けた。選手は回しを付けてしこ、すり足、開脚、中押し、ぶつかりを披露した。
 相撲公演の反響は大きく、早くも別の企業から来年のオファーがあるほどで、今年の全中大会で全国制覇を目指す選手達にとっては、いい刺激となったようだ。
《本紙6月5日号3面記事より抜粋編集》

十日町新聞
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