節黒城山開きまつりで大名行列
「下ーに、下に」と25日、上野の節黒城で恒例の山開きまつり(節黒城跡保存会主催)が行われた。南北朝時代に新田義貞の子供である義宗が築城した当時を偲んで開かれているもので、今年で38回目を迎えた。
祈願祭が執り行われたあと名物の大名行列が行われ、小雨が降る中、大名姿の田口市長をはじめ、地元の子供達や保護者が少年剣士や腰元に扮し、中腹のキャンプ場まで練り歩いた。
籠に揺られながらお姫様の大役を務めた上野の清水七海ちゃん(5)は「籠に乗れて嬉しかった。きものも重くないです」と笑顔。一緒に参加し七海ちゃんの晴れ姿を見守った父親の敬祐さんは「きらびやかの一言。めったにないことなので、いい思い出になりました」と目を細めていた。
《本紙5月30日号2面より》