受託費増で黒字化企業も 三セクの平成20年度決算概要
郡市内の主な第三セクターの平成20年度経営状況がこのほど、十日町市、津南町の両議会に報告された。それによると、前半期の原油高騰や後半期の世界的不況の影響を受け苦戦した施設と、冬季国体などのイベント効果で入込増となった施設などが混在し、全体的には前年同様に厳しい状況ながら明暗を分けた。三セク見直しに伴い減少傾向だった市補助金(受託料)の増額が原油高騰の影響を受けた温泉施設で目立ったほか、逆に受託料ゼロの温泉施設も表れるなど、各企業が懸命な経営改善に取組む様子も垣間見れた。今年2月の市議会全員協では三セク温泉関連6法人の見直し検討が中間報告として示されているが、いまだ具体的な方策は示されていない。
《本紙10月5日号1面より抜粋、各三セクの決算状況と事業概要を本紙に掲載》
十日町新聞10月5日号は・・・・・
▼長野県に数十年ぶりに生きた鮭 信濃川の増放流が生態系を蘇らす
▼県内最大の立石配石遺構が出土 縄文時代後期~晩期の樽沢開田遺跡で
▼就職氷河期浮き彫りに 半減近い新規学卒者への求人数
▼災害に備え医療救護訓練 十日町病院や消防本部で157人参加
▼地域おこし協力隊の委嘱状を交付 佐藤、松本、中島の3氏に
▼全国障害者スポーツ新潟大会に八木、松永両選手と富井審判員が出場
▼パワーボイズ(津南)が優勝 新潟国体ニユホッケー一般の部で
▼飲酒運転車に高齢者はねられ死亡 死者7人、管内全域に厳戒体制 など