維持流量を減らし発電増を緊急実施 JRと東電の4水力発電所
未曾有の大災害となった東日本巨大地震により原発をはじめ、各地の発電施設が被害を受け大幅な電力不足に陥り、国内では例の無い計画停電が進められている。国交省北陸地方整備局では関口芳史十日町市長の提案を受け14日、県や関係市町村、関係漁協の意向を確認し、JR東日本や東電の信濃川発電所、東電・湯沢発電所などの維持流量を減らし、発電量を増量する緊急措置を実施した。実施期間は4月30日までとされるが、それまでに電力供給事情が好転するかは現時点では不明だ。
(写真:JR宮中ダムの流量減・上と取水ゼロの姿)
《本紙3月20日号1面記事より抜粋》
十日町新聞3月20日号は・・・・・
▽十日町市の企業、観光、農業施設に30億円の被害 新潟長野県境地震
▽松代・松之山地域で依然60人が避難 断水1126世帯、復旧難航
▽オーストラリアハウス、松之山温泉スキー場、ゆきぐに森組なめこ施設で甚大被害
▽<東北電力計画停電>十日町市、津南町は対象外、ほくほく線にも影響
▽市内も物資不足ぎみ 食料品やガソリンなど、買いだめ控え冷静な対応を
▽東北被災地へ支援始まる ツイッターなどで市民に支援物資募集
▽東北避難者受け入れ 市内では田麦の羽根川荘に避難所開設
▼ミオンなかさとプール棟が今夏をもって営業中止へ コスト上昇、多額の改修費で
▼国道405号に巨石落下、秋山郷が一時孤立/十日町市人事異動 など