空と棚田に満月2つ 9年ぶりに三ツ山「田毎の月」
満月の25日と翌26日の夜、市内三ツ山の観月の名所「田毎の月」で観月会が開かれた。
昭和61年から地元の飛渡公民館等の主催で行われてきた観月会。平成16年の中越地震で山道が被災して以来中止となっていた。復旧が終わり昨年から再開されたが、昨年は悪天候で月は見られなかった。
今年は両日に市内外から計210人が来訪。月は両日とも姿を現し、ゆっくりと昇る様子が田植え前の棚田に次々と映し出され、空と地上を行く2つの月に歓声があがった。
(写真:26日午後9時半ころ)
《本紙5月30日号1面より》