大地の芸術祭の里 越後妻有2018春
今夏の第7回大地の芸術祭本番に向けて、芸術祭の準備プロセスも公開する「大地の芸術祭の里 越後妻有2018春」が4月28日から5月6日までのGWに開催される。
第7回作品として改修が進められていた「清津峡渓谷トンネル」もトンネル内一部新作が完成して、28日午前8時半から先行公開されリニューアルオープンする。
また改修工事を終えた「まつだい農舞台」も同日にリニューアルオープンし、入場無料となる。
越後妻有里山現代美術館キナーレでは、第7回企画展「2018年の〈方丈記私記〉」展の準備が始まり、約30点の出品作品模型や実物大の方丈体験ブースなどプロセスが観覧できる。
清津峡に向かう手前の越後妻有清津倉庫美術館(旧清津峡小)では、2017年秋にオープンした校舎棟の展覧会を期間限定で公開。
市内鉢の田島征三「絵本と木の実の美術館」では中里和人写真展「小屋とMABU」の企画展も開催される。
奴奈川キャンパス(旧奴奈川小)では、中国の作家、林崗(リン・コウ)による滞在制作作品「仁者楽山」を春限定で公開。農舞台近くのまつだい郷土資料館では、民俗調査や昔話をもとに田中望が絵巻のように作品化した「ものがたりをつむぐー雪にひらかれるみち」を公開する。
松之山のギャラリー湯山では本間惠子個展「ワタシ、ニ、ニジム、イタミ、ヲ、ミツメル」が開催され、森の学校キョロロでは企画展「美人林ものがたりー里山の美しきブナの森の秘密」が開催されている。他にもツアーやイベント盛り沢山。
お得な共通チケットは一般2千円、小中学生5百円。詳しくは「大地の芸術祭の里」総合案内所(電話025—761—7767)へ。