【新型コロナ】十日町市で市職員など6人が感染
新潟県は3日、十日町市在住の6人を含む計37人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。同日発表された県内の感染者は、新潟市発表分の10人と合わせて47人。十日町保健所管内での感染確認は累計87人となった。
十日町市の6人は以下の通り。
(1) 70歳代女性(無職)
(2) 40歳代男性(公務員)
(3) 80歳代女性(無職)
(4) 50歳代女性(会社員)
(5) 60歳代女性(無職)
(6) 40歳代女性(無職)
県によると、(1)と(5)は感染経路不明。(2)と(6)は、2日感染発表の70歳代無職男性、70歳代無職女性の家族で濃厚接触者。(2)は不特定多数と接する業務には従事していない。
(3)と(4)は、先月23日感染発表の60歳代男性会社員の家族で濃厚接触者。2人とも先月22日にPCR検査を受けて陰性だったが、30日に体調に異変があり、1日に医療機関を受診。PCR検査の結果陽性が判明した。(4)は不特定多数と接する業務には従事しておらず、先月22日から仕事を休んでいる。
また、十日町市は同日、市職員1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。
感染が確認されたのは本庁舎1階に勤務していた40歳代男性職員。1日に陽性者の濃厚接触者としてPCR検査を受け、2日午前に感染が判明した。
市によると、同職員は先月29日から職場に出勤しておらず、来庁者及び他の市職員に濃厚接触者はいない。同職員の勤務場所である本庁舎1階では28日夜間に定期消毒を行っていたため、市役所は6日から通常どおり開庁するという。
関口芳史市長はこの件について「これまで以上に感染症予防対策に関する意識を高め、マスクの着用や手指消毒など基本的な対策に加え、勤務体制の工夫や業務環境における感染防止の徹底を図ってまいります」とコメントを発表した。