<10.23想う灯> 中越大震災2周年を光のパレードで
中越大震災から2周年を迎えた23日、「10・23想う灯」実行委員会が主催、市商店街振興組合連合会、中越復興市民会議が共催したメモリアルイベントが開催され、600人を越える市民が参加して、地震の記憶共有、復興と新たなまちづくりを情報発信した。
同イベントは2003年の大地の芸術祭で好評を博した「GINGA」の再現をメインとして、地震が発生した夕暮れ時に光を灯して、地域の未来への明かりとしたいと計画、地震発生の午後5時56分に中心商店街のアーケードに1万個を越えるキャンドルを灯し、第3の震度6が襲った午後6時34分に、FM十日町の放送を合図にキナーレ内、アーケード内で犠牲者に対して黙祷を捧げた。
午後7時に光るGINGA風船を手にした600人の市民がキナーレを出発、本町通りのアーケードをパレードし、高田町・昭和町を回って駅通りに集結、暗闇の駅通りを幽玄なGINGA風船の光で埋めた。
駅通りでは地震災害の時を再現して豚汁が無料でサービスされ、太鼓や歌のショートライブが若者により演奏された。
(写真:市民ら約600人が参加したGINGA風船)
《本紙10月25日号3面記事より抜粋》