<県リコーダーコンテスト> 貝野小が20年連続の全国大会へ
第32回新潟県リコーダーコンテストが25日、長岡リリックホールで開催された。
審査の結果、貝野小が合奏で金賞を受賞し20年連続の全国大会出場を決めたほか、東小が四重奏と合奏で、馬場小が五重奏と合奏で金賞を受賞、一般の部でも十日町リコーダーアンサンブルが合奏で金賞を受賞し、ともに来年3月下旬に東京・江戸川区総合文化センターで開催される「第28回全日本リコーダーコンテスト」への切符を手にした。
小さなリコーダー伝統校として知られる貝野小学校(石塚彰雄校長、児童数48人)。メンバーは4年から6年生までの全児童24人で、特に10月や11月は連日の練習を積み重ね、県大会に臨んだ。そのため帰宅時間が遅くなり、不審者対策に父母と職員が交替で帰宅を送迎するお迎え隊を結成するなど、学校と父母が一丸となり練習を支えてきた。
重奏の部では惜しくも銀賞となったが、合奏ではラクダの隊列、幌馬車、蒸気機関車の3部構成となるJ・D・キャリー作の「トレインズ」を演奏し、みごと金賞に輝き、20年連続の全国大会出場という偉業を達成した。
部長の中島大輔君(6年)は「これまで19年連続で全国に行っているので、今年も行こうと練習を頑張ってきた。緊張したけど、20回連続出場で伝統守れて嬉しかった」と笑顔を見せ、副部長の吉楽拓真君(同)は「全国大会では一昨年、昨年と金賞を逃したので、今年は金賞が取れるよう頑張りたい」と決意を新たにしていた。
《本紙12月5日号3面記事より抜粋》