市職員を装った振り込め詐欺が多発
16日、電話で十日町市職員を名乗り、税金の還付手続きと称して金融機関のATMから現金を振り込ませる詐欺事件が市内で多発した。
十日町署には市内の60歳代男女2人から被害届けが出されており、被害総額は約140万円にのぼっている。2人には職員を名乗る男から「税金の還付金があるので金融機関へ行って手続きして欲しい」と電話があり、男の指示に従って指定された銀行口座に預金を振り込んだところ、だまし取られた。この他にも市などには複数の市民から同様の不審な電話があったと照会があった。
市税務課は「市税の還付は口座振替で行っており、このように電話でATMの操作を依頼することは絶対にありません」と注意を呼びかけている。