延べ33000人を魅了 十日町雪まつり雪上カーニバル
第59回十日町雪まつりのハイライト「雪上カーニバル」が16日夜、城ケ丘ピュアランド特設会場で開催され、降雪にも関わらず昨年を上回る延べ33000人(主催者発表)が来場し、音と光の華麗なステージを満喫した。
「雪のふるさと、雅の想い」をテーマに今年の雪像舞台は源氏物語千年紀を記念し京都の「平安京・大内裏」がモチーフ。高さ15m、幅38m、奥行き25mの幻想的なステージでは、ゲスト歌手の鳥羽一郎と坂本冬美、本市出身の高野千恵による歌謡ショーをはじめ、繭の会による華麗なきものショー、アルビチアリーダーズ、十小児童、南中生徒らによるダンスや踊りが披露され、初の松之山婿投げや多聞天裸押し合い祭りなどの地元奇祭も実演紹介された。
ただ今年は、後半から降雪が強まり、最後のフィナーレは吹雪で雪上花火も霞む異例な展開となり、華麗なステージに酔いしれていた観衆もまさに雪国の厳しさを肌で実感したカーニバルとなった。
この模様はNHKBS2で3月2日午後4時から全国放映される。
《本紙2月20日号1面記事より抜粋》
☆★☆第59回十日町雪まつり関連記事は十日町新聞2月20日号に多数掲載☆★☆