一般会計は308億6600万円 市が新年度予算を発表
十日町市の田口市長は18日に定例記者会見を行い、平成20年度予算案の概要を発表した。予算案は一般会計と9つの特別会計の合計で492億5950万円で、前年度対比で38億7970万円、7.3%の減となった。一般会計は308億6600万円で前年度対比で2億1100万円、0.7%増となったが、市債の借換分を除いて実質的には0.7%減となった。歳入の市税は経済の低迷や団塊世代の退職、地価の下落などにより減額となった。地方交付税は地方再生対策により増額となったが、これらを含む一般財源の総額は減額となり、引き続き厳しい予算となった。市長は「限られた財源をより有効に活用するため、行財政改革に努めつつ、選択と集中の観点を持った予算の編成に心掛けた」と話した。雪まつりについては「雪まつり寒波に見舞われて、関係者は大変な苦労をしたが、昨年に比較して活力が感じられるまつりとなった」と報告、中核病院の建設は基幹病院よりも早まる可能性を示唆した。
《本紙2月20日号1面記事より抜粋》
十日町新聞2月20日号は・・・・・
▽第59回十日町雪まつり 降雪続きのなか25万人の人出で賑わう
▽雪の芸術展 市長賞はアウト・ドアと水沢雪まつり会に
▽新ミス十日町雪まつりは金子真弓さん、金澤亜希子さん、大平真理子さんに
▼津南町新年度予算 一般会計は微減の55億600万円、広報無線更新・初の町民提案事業など
▼ミオンなかさとリニューアル再計画案に水中運動用の改修加わる
▼「市町村が地方自治の原点である」 村松県議が新春の集いで県政への抱負
▼雪下ろし中の事故相次ぐ 田中町と駅通りの男性が転落 など