雪原彩る3万本のキャンドル 雪原カーニバルなかさと
雪原を彩る3万本の幻想的なスノーキャンドルで知られる市内中里地区の「雪原カーニバルなかさと2008」が8日、なかさと清津スキー場で開催された。春を呼ぶと言われる同イベントも今年で第20回の節目を迎え、天候にも恵まれ昨年を上回る人出で賑わった。
会場までの道路や国道にはキャンドルロードが、会場には地元小学生らによるドリームキャンドルも設置された。メインイベントのキャンドル点灯では来場者も参加し、次々と雪原のキャンドルに火が灯され、暖かみのある幻想的な世界が雪原をいっぱいに広がった。そのキャンドルを縫うように、地元スポ少スキークラブや友好姉妹都市の埼玉県新座市の児童ら約80人によるたいまつ滑降が行われ、その姿を照らす雪上花火が夜空を舞い、光と音の一大パノラマに来場者は歓声を上げた。
ほかにも本市出身歌手の蘭燃、高野千恵、ベストパートナーによる雪原ライブ、地元芸能協会や郡市内のよさこいグループによる和太鼓演奏や踊りが披露され、素敵な景品が当たる福まきと続き、最後にメモリー花火が打ち上げられクライマックスを迎えていた。
《本紙3月10日号1面より》