結いの里の菜の花畑が見ごろ
市内南雲の南雲原結いの里(飯塚茂夫代表)の菜の花畑が見ごろを迎えている。約3ヘクタールの広大な畑にびっしりと菜の花が咲き誇り、まるで巨大な黄色い絨毯のよう。
結いの里では新しい春の観光スポットを作ろうと平成16年から菜の花畑づくりに取り組み、今年は「背丈も成長も揃って上々の出来」(事務局の臼井隆さん)という。畑内に設けられた展望台で畑を一望できるほか、今後はトラクター観覧車で畑内を遊覧できるようにする計画もある。
結いの里では17日から「菜の花まつり」を開催しており、畑近くでは会員による惣菜の販売や動物ふれあい体験などが行われている。はじめての日曜日となった18日には地元の親子連れや県外の団体客などが訪れ、畑を散策しながら満開の菜の花を楽しんでいた。臼井さんは「口コミで少しずつ広まっており、観光客は年々増えてきています。今後も毎年継続させていきたい」と手応えを語っていた。見ごろは今月いっぱい続きそうだ。
《本紙5月25日号2面より》