水利権再申請合意は先送り 第5回JR対策市民協
JR東日本の信濃川発電所の水利権再申請問題で1日、非公開で行われたJR対策市民協終了後の会見で関口芳史市長は、申請期限の3月9日には間に合わず、期限延長を求める方針を示した。今後は同協議会で了承した試験放流の市民説明会を今年度中に実施し、共生策等をも盛込んだ覚書を練り上げ、市民や議会の理解を得た中で基本協定を締結する意向を示した。関口市長は「市民理解を得るために最後の詰めのプロセスが重要であり必要」とし、延長期間については「できるだけ早く」とするも、「プロセスの進捗状況に応じて」と明言を避けた。これを受けJR東日本は水利権申請期限の延長願いを国交省に提出せざるをえないが、市が延長期間の見通しを示さなかったことで4月20日から必要となる灌漑用取水問題も絡み、難しい対応を迫られる。ただ本市のみならず小千谷市や川口町の先行水利権者との協議も継続中で、申請時期はいまだ見えず今後の推移が注目される。
(写真:第5回JR対策市民協で挨拶する関口市長)
《本紙3月5日号1面より抜粋》
十日町新聞3月5日号は・・・・・
▼小林町政最後の施政方針、一般質問 津南町議会3月定例会開会
▼町議補選に2人が名乗り 元職の津端眞一氏と新人の高橋友清氏
▼産業観光部長は経済産業省から派遣 市長が新年度人事異動を発表
▼<十日町市人事>企画政策に大津氏、総務は池田氏、財政には南雲氏を起用
▼県市協に病院建設地検討協を 関口後援会松代支部が市長と語る会
▼津南雪まつりに昨年上まわる7400人の人出 吉田栄作ら盛り上げる
▼集中できるものを見つけて欲しい スキー全国王者の宮沢さんが母校でアドバイス
▼米粉配合の天ぷら粉を開発 小嶋屋(本町4)が県内7店舗で使用開始 など