初代十日町きもの女王に中山、藤巻、泉田さん
十日町雪まつりの最終日の19日に「第1回十日町きもの女王コンテスト」がクロス10大ホールてで開催され、中山弥子さん(30)、藤巻栞奈さん(21)、泉田祐子さん(35)が選出された。同コンテストは昨年まで30年間続けられたミス十日町雪まつりコンテストに替わって企画されたもので、既婚者も対象となった。
本選会は応募した65人を写真や書類による1次審査を行い、通過した12人が公開審査を受け、容姿、表情、きものの装い方、立ち居振る舞い、教養などの点が審査された。
初代きもの女王に選ばれた中山さんは主婦で一児の母、市内本町7で生まれ育ち、現在は東京に住んでいる。趣味は料理、特技は柔軟体操。「地元が大好き、きものを着て十日町をPRできる事は大変に嬉しい。十日町には四季折々に景観を楽しめる所が多いので、そうした所に多くの方に足を運んで頂くようアピールしたい」と抱負を述べた。
藤巻さんは独協大学外国語学部3年生、住所は高田町3西で、現在は埼玉県在住。趣味は日本舞踊、華道、スキューバーダイビング、サーフィン。「選ばれて嬉しい、祖母の夢だったので早く伝えたい。きものの街なのできものも存分にPRしたい、その他の大地の芸術祭や小さなお祭りもアピールしたい」と喜びを話した。
泉田さんは加茂市本町在住で、職業はプロの書家、趣味は弓道と盆栽。「十日町の皆さんの仲間に入れて頂いて嬉しいです。きものの街なのできものを通した皆様の思いといったものを伝えたい。きものに携わっている方々が沢山いらっしゃるので、その思いを取り上げて多くの人に伝えていきたい」と抱負を語った。
(写真:左から泉田さん、藤巻さん、中山さん)
《本紙2月25日号1面記事より抜粋》