川原町57世帯に避難勧告、中里土倉などに避難準備情報
十日町市は16日正午、晒川の愛宕橋から田川までの間の57世帯165人(川原町)に避難勧告を発令した。避難所は十日町中と中央公民館。午後0時50分現在、越水等の被害は出ていない。また、田川周辺の住民(洪水危険)、中里地域の土倉、倉下、小出、葎沢、角間の住民(土砂災害危険)に避難準備情報が出された。
十日町市は同日正午に大雨警戒本部を設置し、警戒にあたっている。
■主な道路の交通規制=国道353号(十二峠、中里~塩沢)、国道353号(倉下~東田尻)、県道十日町当間塩沢線(大沢峠、十日町~塩沢)、国道253号(八箇峠、十日町~六日町)、国道405号(見玉~大赤沢)、国道405号(天水越)。いずれも土砂災害発生のため。※国道252号は通行可能で、南魚沼市方面への迂回路として利用できる。
■列車運行状況=飯山線は運休。ほくほく線は特急が運休、普通は湯沢~六日町間のみの運行。
■停電=中里地域の重地、田代、清田山、倉俣、津南町の中深見、所平、大場で午前11時すぎから発生。
(写真左から:避難勧告が発令された晒川、土砂崩れが発生した県道十日町当間塩沢線)