雪の重みで家屋が全壊 高齢男性が閉じ込められる
18日午前10時10分頃、津南町赤沢の無職・清水幸作さん(79)方が屋根雪の重みで倒壊、清水さんが家屋の中に閉じ込められた。
清水さんは駆けつけた消防隊などより午前11時32分に救出された。怪我はなかった。
清水さん方(木造一部2階建て、165平方m)は全壊。清水さんは一人暮らしで、当時、建物西側の1階奥の寝室(6畳間)で横になっており、西側の壁が完全に倒壊せずわずかに持ちこたえたことにより、下敷きを免れたようだ。
清水さん方は昨年12月末を最後に屋根の雪下ろしをしておらず、近所の人などによると事故前、屋根には2mほどの積雪があったという。建物の周辺には約260cmの積雪があった。
近くで雪の重みにより倒壊した空家を調査していた町職員が、清水さん方が倒壊するところを目撃、消防や警察に通報した。
(写真:全壊し雪に埋まった家屋・右から運び出される清水さん)