清津峡トンネルでお洒落にボジョレ 1週間で予約満杯も同トンネルでは最終回
市内中里地域の観光スポット「清津峡渓谷トンネル」で19日夜、「ボジョレヌーヴォ」の解禁をジャズ演奏と共に楽しむ「音楽と樽2015」が開かれ、お洒落な空間に大変身したトンネル内で満席の80人が地元アマチュアバンド「チホカルテット」の生ジャズ演奏を楽しみながら、新酒の樽ワイン3種と料理に舌鼓を打ち、異空間の雰囲気を満喫していた。
これは中里商工会青年部(長井貴志部長、会員27人)が主催したもので、来場者のおもてなしはソムリエ風衣装に身を包んだ同青年部員ら18人が裏方スタッフとなり担った。同青年部では4年前からボジョレ解禁を楽しむパーティを企画実施し、翌年から同渓谷トンネルを会場に開催している。その雰囲気の良さが評判を呼び、今年は参加定員を10人増の80人とするも、同トンネル開催は今年が最終回ということもあり、募集開始からPR無しの僅か1週間で予約満杯となるなど、人気を集めた。
清津峡観光施設など全体の見直し整備に合わせて再来年に同トンネルのリニューアル工事が予定されていることもあり、長井部長は「新しいことにチャレンジしたいと考えトンネル開催は今回で最後。来年から新しい場所で『音楽と樽』を継続します。開催時期や樽をワインなのかビールなのか日本酒なのかも含めて検討したい」と意欲を示していた。
《本紙11月26日号1面より》