松代病院の公設民営に地元が同意
凍結状態の県との協議再開に向け十日町市は14日、「松代病院に関する懇談会」を開き、参集した松代、松之山地区の住民代表や地元市議に対し公設民営への理解を求め、住民らは賛成多数で提案を受入れた。これにより、先行する基幹病院構想を横目に「協議のテーブルにさえ付けない」(田口市長)状態が続いた十日町地域の医療高度化問題は新たな段階を迎え、ようやく県との協議が再開される見込みとなった。松代病院の公設民営化を難航の末に苦汁の決断で受け入れた地元住民。しかし県が市提示案の「松代病院を十日町病院の分院に」を受入れるかどうかは明確ではなく、田口市長は「何が何でも飲んで貰わないと過疎地の医療は守れない」と不退転の決意を示しており、過疎地の医療の在り方を巡る今後の県との協議が注目される。
《本紙6月20日号1面記事より抜粋編集》
十日町新聞6月20日号は・・・・・
▼市教委がアニメ「誇り」の後援巡り十日町青年会議所に抗議
▼(株)ニッパンレンタルが食用廃油をバイオディーゼル燃料に
▼松之山温泉が「人に優しい地域の宿づくり賞」優秀賞を受賞
▼ここを再び学び舎にしたい 旧野中小で初の妻有焼体験交流会
▼当間リゾートが上村病院と連携し健康づくり宿泊プラン開始
▼<本田元市長叙勲祝賀会>関係者320人出席し盛大に
▼十高吹奏学部が定期演奏会で超満員の観客を魅了
▼本との出合いに胸ときめかせ 西小学校で「つじ」読書 など