警察官が刺され重傷
10日午前11時前、十日町警察署の交通指導係長・大平哲朗警部補(57)が、市内の無職・男性(40)をパトカーで中条第2病院に搬送中、男性に刃物で右わき腹を刺され、重傷を負った。
同日午前9時45分頃、男性のアパートの窓ガラスが割られていると同署に通報があり、大平警部補と巡査長(31)が向かったところ、アパートから約2キロ離れた路上で男性を発見。男性は同病院(精神科)に通院暦があったことから、男性をパトカーに乗せ同病院に向かい、同病院駐車場に停車する際にパトカー内で大平警部補が刺された。大平警部補は後部座席で男性の隣に座っていた。
運転していた巡査長がその場で男性を取り押さえ、殺人未遂、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。大平警部補は重傷を負ったが、意識はあるという。