暫定値は高すぎて命を守れない 安田氏が放射能講演会で警鐘
市内幼稚園などの敷地内から高濃度の放射性セシウムが測定されるなど、東日本大震災に伴う東電・福島第1原発事故による放射能汚染への懸念が高まる中で2日、妻有のいのちとふるさとを守る会主催の講演会「いま、しりたい!食べものと放射能のはなし」が開催された。講師は原発や食料・農業の問題を市民の視点で取組んでいる食政策センタービジョン21の代表で、埼玉大学非常勤講師の安田節子氏。会場となったサンクロス十日町には高い関心を反映して100人を超える市民が参集した。安田氏は「日本の暫定基準値は諸外国に比べ高過ぎ、命を守れないと思っている」と警鐘を鳴らし、チェルノブイリ原発事故後の状況を示し「どんなにお金が掛かろうと、子どもに健康な体を残すべき」と訴えていた。
(写真:講演する安田節子氏)
《本紙10月5日号1面記事より抜粋》
十日町新聞10月5日号は・・・・・
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▼チャリティライブ絆の義援金を寄贈 津南町と十日町市に54万円ずつ
▼東京生薬協会が十日町市を視察 生薬の国内生産の可能性探る
▼40周年を迎えた懐メロ歌謡ショー 市民会館を満杯にして盛大に開催
▼接遇の基本を伝授 “伝説の接遇講師”平林都氏が講演
▼タスキを繋ぎ、24時間走破 ロ・マン24inまつだいに48チーム出場
▼生徒も参加し「石場かち」 水沢中で念願の特別棟起工式
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▼津南町の高齢女性がはねられ死亡 交通死者は7人に など