TPPは農業・農村社会を潰す 市議会主催講演会で伊藤氏が警鐘
十日町市議会主催のまちづくり講演会「東日本大震災を踏まえた持続可能な農業・農村振興を考える」が11日夜、クロス10中ホールで開催され約150人が参集した。講師は新潟大学農学部助教授の伊藤亮司氏。伊藤氏は同日夜に野田総理が「交渉参加」を表明したTPPの問題点を示し、TPPで狙われる農業・農村問題など、日本社会の多分野に甚大な悪影響を及ぼすTPP問題を中心に講演し、「TPPのメリットは僅かでしかも長続きしない」「狙われているのは農村社会」など警鐘を鳴らし、農業・農村社会の良さを改めて磨き魅力を高めることが地域振興につながると訴えた。
(写真:TPPの危険性を訴える伊藤氏)
《本紙11月15日号1面記事より抜粋編集》
十日町新聞11月15日号は・・・・・
▼県明社運動協議会が40周年大会 JENの木山氏が支援者の心構えを講演
▼サケ生産能力は倍の100万尾に 中魚沼漁協の新ふ化・育成施設が完成
▼松之井、瀧澤、津南が優秀賞 第82回関東信越酒類鑑評会
▼JA十日町が収穫祝う第13回農協大会 6個人と1団体に農協賞を贈呈
▼五嶋龍・バイオリン・リサイタル 市民会館で最高のテクニック披露
▼十高や十日町総合高など郡市5校から検出 県立学校の放射線測定
▼上郷中65年の歴史に幕 校舎被災のため上郷小で閉校式
▼南中が男子団体で初優勝 中越新人卓球大会、接戦制し来月の県大会へ
▼森の恵を次世代に引き継ぐ 魚沼森の感謝祭、松之山小に県知事表彰
▼死亡交通事故相次ぐ 市内八箇と松之山で、死者数は再びワースト1に など