「28度」ライン検証で夏毎秒100トン放流も 宮中ダム試験放流
第6回「宮中取水ダム試験放流検証委員会」と第25回「信濃川中流域水環境改善検討協議会」が25日、クロステン大ホールで開催された。両会ではJR東日本の信濃川宮中ダムからの試験放流5年目案などが協議され、基本的に4年目実施の「変動放流」を変更点も加えながら行うことが承認された。残る最大焦点の水温28度C以下のクリアを目指す検証調査として、十日町市信濃川あり方検討委員会提示の「夏季の試験放流毎秒100㌧」を高水温想定日に行うことも盛込まれ、水温調査箇所追加や河川断面の水温分布調査も正式調査に加えるなど、試験放流最終年らしい内容となった。JR東日本は、この5年間の試験放流結果を踏まえ市とも協議し、正式水利申請を行うことになるだけに、まさに最大の山場が迫りつつある。
(写真:第25回信濃川中流協で挨拶する西澤会長)
《本紙3月6日号1面記事より抜粋》
十日町新聞3月6日号は・・・・
▼施策キーワードは「育」と強調 上村津南町長が議会で正式出馬表明
▼来春の県議選必勝など活動方針決める 第50回自民党十日町市支部定期大会
▼市民文化ホール・中央公民館の設計業務 2企業が公開でプレゼンテーション
▼十日町市人口は年間854人減 平成25年県人口移動調査報告
▼「流入量の半分は川に返すべき」など要望 信濃川を愛するみんなの会が
▼福原正、津端広輝さんに消防が感謝状 側溝転落の新聞配達員を救う
▼雪原を舞台に光と音の共演 越後妻有・雪花火
▼「雪ほたる」が夜空を彩る 津南雪まつりに9200人の人出
▼市街地に50セットのお雛様を展示 27会場で「おひなさま展」開催中
▼サンヨ、サンヨの掛け声と共に 多聞天押合い祭典 など