2024年 12月07日 (土曜日)

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帰省者や住民に親しまれ30年 大厳寺高原・真夏の雪まつり

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 30回目の節目を迎えた松之山大厳寺高原「真夏の雪まつり」が14日に行われ、市内外からの約2200人の人出で賑わった。
 標高700メートル超の大厳寺高原では例年、冬には約6㍍の雪が積もる。この豪雪を活かそうと、30年前から雪を夏まで保存してまつりを開催、お盆の恒例行事として地域住民や帰省者に親しまれている。
 今回は、今冬の少雪により雪の保存量が昨年の半分、約250トンにとどまったが、会場には広い雪上ステージが設けられ、ジュース早飲み大会や綱引き大会などの雪上イベントが行われた。
 まつりのメインイベントの一つ雪上綱引き大会は、4人1組のチーム対抗戦で行われ、家族や友人同士などの8チームが出場。松之山温泉に研修に訪れた台湾の学生によるチームもあった。出場者は雪のステージ上で裸足になり、足裏の刺すような冷たさに耐えながら暑さを忘れて綱を引きあっていた【写真】。
 ステージ前には地元有志らによる屋台村が作られ、アイスクリームや岩魚の塩焼きなどを販売、近くの池では魚のつかみどりも行われ、多彩なイベントが終日繰り広げられた。
 副実行委員長の中島一男・市松之山支所長は「夏の雪まつりは各地で行われるようになったが、ここが元祖だと思う。昼は雪まつりを楽しんで夜は地元集落の盆踊りに参加、住民や帰省者のお盆の過ごし方になっている。雪があるので家族連れの来場が多く、子ども達の歓声が嬉しい。今後も継続していきたい」と意欲を新たにしていた。
《本紙8月18日号1面より》

◆〔AR動画〕スマホなどを使って紙面の写真から雪上綱引き大会の様子が動画で見れます
 詳しくは→http://www.tokamachi-shinbun.com/archives/01000/01008/
 動画の試聴は→http://aro.coco-ar.com/upload/U140228010/Aro/O160817461/0/20160817091100_7293a.mp4

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