十日町きもの産地の最大イベント「きものフェスタ２０２４」が４月８日(月)から13日(土)まで、クロステンで開催される。
　きものフェスタは、求評会として大正期から始まり、戦時中に中断された後、昭和24年に再開され現在に至っている。産地の新作商品が一堂に展示され、全国の呉服問屋、呉服小売店を審査員として最高賞の経済産業大臣賞を競う。
　今回は産地のメーカー16社から振袖、留袖、訪問着、紬絣、付下・着尺・羽織・コート、帯の６部門に新作が出品される。
　審査会は12日まで行われ、時間は午前９時から午後５時（12日は午後３時）まで、呉服問屋・小売店関係者以外でも関係者が同伴した消費者や観光などで市外から訪れた人、きもの着用の来場者もユーザー審査員として審査に参加できる。
　入賞発表・一般公開は13日午前９時から午後３時まで行われ、経済産業大臣賞などの各賞が発表される。
　会場では「十日町友禅」ほか新潟県指定伝統工芸品（15品目）の紹介コーナーも開設される。
　問い合わせは主催の十日町織物工業協同組合（電話０２５—７５７―９１１１）まで。