松之山で奇祭「むこ投げ・すみ塗り」
松之山地域の奇祭で全国的に知られる「むこ投げ・すみ塗り」が15日、松之山温泉で行われ、すみ塗りでは老若男女がお互いの顔を塗りたくり、無病息災・家業繁栄を祈った。
すみ塗りは約300年続くとされるむこ投げよりもさらに古く、およそ600年前から伝わる伝統行事。巨大なさいの神を燃やして灰と雪を交ぜて顔面に塗るもので、塗れば塗るほど御利益があるとされる。
この日は子供から大人まで、果ては婦人警官までが塗り合い、真っ白な雪原に真っ黒な顔が並び歓声が響き渡っていた。
《本紙1月20日号2面より》