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<市定例記者会見> いじめが原因で児童が転校

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 田口十日町市長は20日、十日町市役所本庁で11月定例記者会見を行った。同会見では十日町雪まつり関連事業について、学校管理運営規定の一部改正、小中学校におけるいじめについて、中核病院建設について、高速情報通信整備、会計検査院による検査についてが発表された。
 小中学校におけるいじめについて田口市長は次のように述べた。
 いじめの実態把握は学校での定期・臨時の教育相談やアンケート、日常的な観察を通して把握に努めている。平成17年度は小学校8件、中学校16件発生した。対応は校内での緊急会議を開き、いじめ及びいじめの疑いのある事実について全職員の共通理解を図る。校長にまで早く報告されることを重視し、保護者に事実を知らせて協力を要請、関係機関と連携を取る。児童・生徒には「いじめは人間として絶対に許されない」ことの徹底を指導している。具体的な事例として、陰湿ないじめが原因で小学校の児童が転校した事を明らかにした。先月の28日に児童のノートに「バカ、死ね、アホ」と嫌がらせが書かれ、児童が担任に話したところ、その後に2回にわたり他の教科書に同様の嫌がらせが書かれた。さらに10日には通学用の靴の中に画鋲20個が入れられ、知らずに靴を履こうとして足に怪我をした。この事態を重く見た両親は11日、校長に事実を報告し、大きな不安から転校を求めた。学校側は16日に実情を教育委員会に報告し、緊急避難として転校を認めた。
 井口教育長は「いじめは絶対に許されない行為と指導している。今回は加害児童が特定出来ないため、直接に指導できない特異なケースで困惑している」と話した。
《本紙11月25日号2面記事より抜粋編集》

十日町新聞
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