小中一貫教育講演会 市教委が保護者、市民に理解求める
十日町市では9月に「十日町市小中一貫教育基本計画」を提起し導入に向けた準備を進めている。モデル学校区として4中学校を指定した上で平成23年度から試行、同26年度から全中学校区での実施を予定している。一貫教育は9年間の義務教育期間の継続性を生かし、学力向上や不登校の解消に有効とされている。市教育委員会では教育関係者や市民の理解を得るために市民会館で先月30日、広島県呉市で10年間にわたって小中一貫教育に携わってきた二宮肇美呉市立警固屋中学校教諭を講師として招き講演会を開催した。第1部では教職員を対象として約400人が、第2部では保護者や市民を対象に約200人が参集、合わせて約600人が二宮教諭の講演に耳を傾けた。呉市では28すべての中学校区で小中一貫教育を実施しており、十日町市では9年間を「4・3・2」と区分し、特に小学生5年から中学1年までの中期3年間に重点を置き、小学校から中学校へのスムーズな移行を行って中1ギャップ解消を狙いとしている。
(写真:講演で10年間の取り組みを紹介する二宮教諭)
《本紙12月5日号1面より抜粋》
十日町新聞12月5日号は・・・・・
▼企業立地促進法の法定協設置 第1回十日町地域産業活性化協議会
▼期間20年で更新申請 東電湯沢発電所が国に
▼津南町12月議会に副町長人事案を上程 県病院局次長の久保田氏
▼カーニバル開演を1時間早める 第62回十日町雪まつり実行委員会開催
▼給与条例引き下げ改正を可決 関口市長が記者会見で発表
▼新ビジネス提案の「トオコン」 大学生最終グループが市内視察
▼<北信越高校空手>十高女子団体形が初優勝、個人は中條美月が圧勝
▼とおかまち逸品会が第3回フェア 「いっぴんお披露目会」で賑わう
▼毎月10日は「とおか市」 10日に中心商店街で初市
▼【ズームアップ】商店街にぎわい研究所・坂井昌宏さん など