2017年 12月17日 (日曜日)

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文化



2012年01月20日

伝統の「オンビロ」上げも 飛渡第一小でさいの神

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 十日町市立飛渡第一小学校(高橋しげ子校長、児童数10人)で17日、地元老人会らの協力で同小恒例の「さいの神」が実施され、全校児童を含め20人余が参集した。
 「ふるさと環境学習」の一環として地元に伝わる小正月の伝統行事を学んでいる同小。平成7年に十日町市無形民俗文化財の指定を受けた「新水のどんど焼き」を原型に藁で作り上げた道楽神には顔を付け、「卒業記念」や「年賀状」と書いた習字や願いごとを書いた紙などを結びつけ燃やす。
 最大の特徴は、今では新水地域のみに伝わる「オンビロ」を作成して青竹に吊るし、火の上にかざし、煙に乗せて高く飛ばす伝統行事の継承。見えなくなるほど空高く舞い上がれば、その年は豊作(五穀豊穣)で一年間を健康に過ごせる(無病息災)等が言い伝えられている。
 かつて集落では厄年の人が実施した伝統行事だが、同小では4~6年生の計4人が新水文化財委員長の久保田秀一氏の指導を受け前日に色紙で作成して、この日に備えた。
 快晴に恵まれたこの日は、午前中に「わら細工作り教室」が行われた後、地元老人会と学校職員が作り上げた道楽神を点火し、するめなども焼かれる中で高学年の子ども達は自身で作成したオンビロを火の上にかざし、煙と共に上空に登っていくと歓声を上げていた。
 6年生の西山葉月さんは「オンビロを作る時はカッターで手作業と大変でしたが、上手に上がってくれ、頑張って作った甲斐がありました。健康と家では料理が上手にできること、中学校で友達が出来ることを祈りながら行いました」と満面の笑顔を見せていた。
 最後に無病息災を願い「すみぬり」も行われ、子ども達は伝統の小正月行事を満喫していた。
(写真:オンビロを上げる児童)
《本紙1月20日号3面記事より抜粋編集》

2011年11月25日

一緒にギネス記録に挑戦を! 「幸せを呼ぶつるし雛」市内でも制作開始

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 一緒にギネス記録に挑戦しませんか?―。十日町地域地場産業振興センターでは、来春、十日町市に寄贈される予定の世界一のつるし雛「幸せを呼ぶ傘つるし」の制作協力者を市民から募集している。
 同つるし雛は、京都市の和装小間物製造卸「京佑」の北野晟会長が市に寄贈を申し出ているもので、現在、NPO法人日本つるし雛協会が制作にあたっている。北野会長は十日町市、津南町、湯沢町に「幸せを呼ぶつるし雛」のシリーズ作品を寄贈する考えで、第一弾として今年9月、津南町に約3千個の人形を飾りつけたつるし雛を寄贈している。
 3自治体に寄贈されるつるし雛の中では市に贈られるものが最大で、人形の数は約5千個になる予定。ギネス記録は群馬県榛東村の洋服・雑貨販売「地球屋榛名」にある約3千個のつるし雛で、これを大きく上まわる。
 十日町市のつるし雛でメインの人形となるのが、猿の赤ちゃんの人形「さるぼぼ」。“災難がさる”“病がさる”などの意味を込めた古くから伝わる縁起物で、飛騨高山のものが有名だが、市内でも十日町赤倉や水沢、田沢などで伝わっている。
 20日には、さるぼぼの制作説明会がクロス10で開かれ、市民約20人が参加。同協会の講師2人から制作のコツなどを習った。さるぼぼは大きいもので高さ13㌢ほど。烏帽子を被ったものや前かけを着けたものなどのデザインがあり、素材には十日町きもののきれ(絹)などを使用。参加者は「慣れてくるとけっこう簡単」「同じ型紙でも出来上がってみると一つひとつ違って、個性があって可愛いね」と話しながら、和気藹々と制作していた。
 完成品は来年4月にリニューアルするクロス10で展示する予定。
 さるぼぼは来年1月末までに2千個の制作を目標としている。制作協力は人形の綿つめ作業のみでも歓迎。問い合わせは地場産業振興センター(電話025―757―2323)まで。
(写真左から:制作説明会と「さるぼぼ」の完成品)
《本紙11月25日号3面記事より抜粋編集》

2011年10月14日

十日町市美術展が15日開幕 8部門302点の力作を展示

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 十日町市主催の第44回十日町市美術展(市展)の審査が12日、展示会場となる市民体育館で行われ、市展賞をはじめとする各賞が決まった。今回の市展には235人から、日本画(14点)洋画(57点)版画(13点)現代美術(34点)彫刻(18点)工芸(25点)書道(34点)写真(107点)の8部門に合わせて302点の応募があった。審査の結果、市展賞には日本画・佐藤由雄(小千谷市)洋画・原進(稲荷町3北)版画・羽鳥吉夫(浅ノ平)現代美術・村山三智男(高田町3西)彫刻・古川憲(長岡市)工芸・星名好男(川治下町第2)書道・大津幸一(新座第3)写真・小坂幸平(稲荷町西)の各氏が受賞した。市展は15日から18日まで開催され、初日の15日、午前9時から市民体育館で表彰式が行われる。
(写真左から:市展賞に選ばれた原さんの洋画と羽鳥さんの版画)
《本紙10月15日号1面記事より抜粋》

十日町新聞10月15日号は・・・・・
▼<津南町議選>1人超過の少数激戦か 説明会に現職13人、新人4人
▼盛大に第35回生誕地まつり 灯篭流しは豪雨災害でキナーレに変更
▼牧草などからセシウム検出 県営妙法育成牧場、放牧を中止
▼住民の合意形成で条例制定を 牛山明大教授が市民参加の必要性を説く
▼十日町ゴルフ倶楽部が設立50周年 記念コンペと式典を挙行
▼クラシックカーが秋の里山を疾走 ラ・フェスタ アウトゥーノが市内を通過
▼吉田アベック優勝で好スタート 県中学校中越駅伝
▼闇夜に幻想的な和紙の灯火 伊沢和紙ほたる公募に計48作品
▼土器片発掘に歓声 笹山遺跡で中条小児童が発掘体験
▼元勤務先の窓ガラスを割る 四日町新田の男性逮捕 など

2011年07月29日

夏を彩る風物詩・石彫シンポ開幕 横山、塚本、伊藤の3氏が制作

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 十日町市の夏を彩る風物詩として定着した「第17回十日町石彫シンポジウム」の開会式が29日午前9時から、十日町市総合体育館1階で行われた。前日からの豪雨のため、17回目にして初めて開会式は屋内で行われた。開会式には来賓として関口市長、尾身県議らが出席し、十日町市芸術協会員など実行委員会メンバー、石彫ファンの市民などが多く参加した。来賓による激励の挨拶、作家紹介、テープカット、ノミ入れ式で石彫シンポジウムはスタートを切った。会期は29日から8月20日までで、3体の作品が完成され、2体は本町2丁目に、1体は駅西通りに設置され、石彫作品は合計で77体となる。
(写真:石彫シンポの開幕を告げるテープカット)
《本紙7月30日号1面記事より抜粋》

十日町新聞7月30日号は・・・・・
▼田川増水で5世帯12人に避難勧告 市内各地で土砂崩れ、床上床下浸水
▼十日町、津南は対象外に 東北電力の計画停電運用
▼新卒求人数7月末で2割減か 十日町地域高校生求人説明会
▼小川信子さんが日本最大の俳句結社ホトトギス同人に 
▼小倉百人一首で全国高校文化祭に 中村俊太さんが十日町市から初出場
▼船坂神社にご本尊を寄進 盗まれたご本尊に代え開眼供養
▼復興に向け笑顔と元気を 津南まつりに昨年上まわる6500人の人出
▼友好交流都市の韓国驪州郡の金郡守が来町 まつりで町民と親交深める
▼巨大つるし雛を津南町に (株)京佑の北野晟会長が寄贈
▼森田佳子さん、根津万寿夫さん、ソムラビRYOさんが市に義援金 など

2011年07月10日

12ヵ月連続CDリリースを達成 十日町出身歌手・高野千恵さん

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 昨年8月から12ヵ月連続シングルCDリリースに挑んでいた十日町市出身の歌手・高野千恵さん(オウパス所属)が12枚目のシングル「With」を6日にリリースし、前人未踏の記録を達成した。
 高野さんは昨年8月リリースの「SUMMER PARADE」を皮切りに、「Glory Days」「今日は休日」「星空のカナタへ」「RAINBOW」「WINTER CARNIVAL」「あなたに会いたい」「希望のとびら」「4月の風」「NEVER」「幸せの予感」と、月1枚のペースでシングルCDのリリースを積み重 ねてきた。12ヵ月連続シングルCDリリースは業界でも試みた人はいても達成者はいない前人未踏の記録。高野さんの記録は現在、ギネスブックに登録申請中で、来月上旬に登録可否が決まる予定だ。
 高野さんは歌手としてだけでなく、12曲全ての作詞も担当。この1年は連日徹夜で制作にあたるハードスケジュールが続いた。「少ないスタッフで一枚一枚自分たちの手で作ってきました。生みの苦しみも味わいました。駆け抜けてきた一年でした」と振り返る。
 3月の東日本大震災により流通が滞り、連続リリースの中断が危ぶまれる事態に。発売できる確証がない中、高野さんをはじめスタッフ全員が諦めずに準備を 進め、4月の8枚目のCDリリースに漕ぎつけた。さらに被災地への思いを込めて連続リリース企画とは別に新曲「Together」を制作。各地でチャリ ティーライブを開催し、義援金を集めた。故郷と東北の被災者に向けて、“諦めない気持ち”を歌と行動で表現し続けてきた。
 「この一年で一皮剥けた気がします。表現者としての方向性が定まってきました」と手応えを語る高野さん。「ファンの皆さんにもっともっと楽しんでもらえる時間を提供できるよう、頑張ります」と意欲を新たにしている。
(写真:12枚を紹介する高野さん。手にしているのが新曲の「With」)
《本紙7月10日号3面より抜粋編集》

2010年11月24日

多くの縁で繋がった尾台没後140年事業 

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 尾台榕堂没後140年記念実行委員会(須藤誠也会長)の記念事業の一環として、17日から21日まで、市中央公民館で「尾台榕堂展」が開催され、記念事業の「尾台榕堂肖像画作成」により完成した肖像画が披露された。20日には尾台榕堂に縁の有る関係者を来賓として招き、140回忌追善法要が菩提寺・円通寺で執り行われ、市民会館での記念講演会、ラポート十日町での祝賀会と、一連の記念事業が実行された。
(写真:菩提寺・円通寺での追善法要)
《本紙11月25日号1面より抜粋》

十日町新聞11月25日号は・・・・・
▼<市議会>政務調査費問題は先送り 特別委で定数問題含め幅広く議論
▼法人化で現組織は3月末解散 市観光協会が臨時総会で決議
▼第11回妻有SC環境大賞は津南町の滝沢氏に 2個人4団体に環境賞贈る
▼第5回世田谷ハーフマラソン 保坂常雄さんが60歳以上で優勝
▼“甲子園”で総合高が大活躍! 建築・デザインで連続入賞の快挙
▼児童生徒が力合わせ熱戦 初の6・1年生交流野球大会
▼市内の神楽が一堂に 十日町市神楽サミットが初開催
▼クリスマスとお正月用に ワークセンターあんしんが可愛いトイレットペーパー
▼小学生が自転車と衝突し重傷 一時はひき逃げ事件として捜査 など

2010年11月09日

後期計画で市民文化ホール建設を 蔵品教育長が文化協会陳情に答えて

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 十日町市文化協会連合会(桾澤英男会長)では3日、ラポート十日町で「平成22年度文化祭」を開催、加盟団体の代表など200人が参加した。文化祭恒例の第16回文化賞の贈呈が行われ、民謡協会の高橋テイさん、いなほ会会長の樋口栄子さん、民謡協会の佐藤清氏の3人に文化賞・表彰状が贈られた。桾澤会長は挨拶の中で「市当局に補助金の増額、文化会館(美術館を含む)の建設促進を陳情した」と話し、それを受けて来賓として出席した蔵品教育長が「文化会館については、総合計画の後期計画に市民文化ホール(仮称)という形で載っている。計画が確定すれば27年度までに完成させたい」と具体的な年度まで言及し、市民文化ホールの建設が進められることを明らかにした。
(写真:文化賞の贈呈を受けた3人と桾澤会長)
《本紙11月10日号1面より抜粋》

十日町新聞11月10日号は・・・・・
▼魚道改修の方向性を決定 第3回西大滝ダム魚道検討会
▼秋の褒章は1団体1個人 恵福園友の会と鈴木一昭氏
▼中里で新彗星を発見 十日町試験地の村上茂樹さんが
▼一番大事なことは知り合うこと 堂本前千葉県知事が若者にアドバイス
▼高齢者の死亡事故急増中 事故防止を願い中里で交通安全大会
▼ピンポン外交の発展を誓って 仲介役の程普選さん送別会
▼<県中学校駅伝>吉田中が男女アベック優勝果たす 男子2連覇、女子は初
▼また熊に襲われ負傷者、庭作業中に 郡市内で目撃情報や被害相次ぐ 
▼魚道のサケ遡上は146尾 発電再開初年の宮中ダム など

2010年10月14日

十日町市美術展16日開幕 8部門271点の力作を展示

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 十日町市主催の第43回十日町市美術展(市展)の審査が13日、展示会場となる市民体育館で行われ、市展賞をはじめとする各賞が決まった。今回の市展には日本画(14点)洋画(47点)版画(9点)現代美術(7点)彫刻(12点)工芸(21点)書道(48点)写真(113点)の8部門に合わせて271点の応募があった。審査の結果、市展賞には日本画・佐藤由雄(小千谷市)洋画・清水好和(津南町田中)版画・室橋浩一(長岡市)彫刻・庭野雅弘(田中町本通り)工芸・徳永隆男(本町7)書道・大津幸一(新座3)写真・ 山重信(室野)の7人に決まり、現代美術は該当者なしだった。市展は16日から19日まで開催され、初日の16日、午前9時から市民体育館で表彰式が行われる。
(写真左から:日本画市展賞作品と洋画市展賞作品)
《本紙10月15日号1面より抜粋》

十日町新聞10月15日号は・・・・・
▼盛大に第34回生誕地まつり開催 勇壮な原町教会の武者姿に喝采
▼「住民説明会の予定はない」 東電信濃川発電所が水利権更新の基本姿勢示す
▼吉田地域初の高齢者福祉施設 十日町福祉会が来年4月開所目指し起工式
▼ジェネリックは医師と相談を 上村薬剤師会長が薬の注意点を講演
▼信濃川の恵みを満喫 第12回水なしサミットに500人
▼夢は大きく、目標は高く! 市体協体育祭で西方会長が市に環境整備を要望
▼<北信越高校野球県大会>本大会出場の切符逃す 北越に敗れ十高4位
▼<妻有っ子料理コンクール>最優秀賞に川西高の高橋さん、双子の高橋姉妹
▼自らの手で安心安全の地域を 全国地域安全運動、パトロール隊らが出発式
▼ツイッター十日町交流会設立/共和自動車が地域初の電気自動車試乗会 など

2010年08月29日

石彫作品3体が完成し除幕式 石彫シンポジウム

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 7月31日に開幕された「第16回十日町石彫シンポジウム」の作品が22日に完成し、同日に駅西中央通りに設置され、完成を祝う除幕式が午後5時から行われた。この日に完成し設置されたのは下川昭宣氏の「夏引」、椎名良一氏の「`10二人でなら」、中岡慎太郎氏の「familia」の3体。これで十日町市の石彫プロムナードの作品は74体となり、大地の芸術祭、国宝・火焔型土器と相俟って、芸術・文化の香る町として、全国に誇れる規模となった。
(写真:椎名良一氏の作品「`10二人でなら」)
《本紙8月30日号1面より抜粋》

十日町新聞8月30日号は・・・・・
▼日本一のナメコ生産拠点に ゆきぐに森林組合が松之山に新工場建設
▼<大谷内ダム>例年の3分の1以下の貯水量、配水区域に節水を呼びかける
▼市長と青年経済人の集い2010 市長が1年を振り返り、パネルで活性化策を
▼<十日町市>下水道料でも誤り 16世帯8月分を過大請求
▼昨年並みの人出で3日間賑わう 八角神輿の渡御を中心に十日町おおまつり
▼日豪6人の大学生が滞在制作 オーストラリアハウスで作品展
▼猛暑のなか雪遊びで涼 清田山キャンプ場で恒例の公園まつり
▼工業団地中心で工場火災 消防士ら熱中症で搬送 など

2010年08月19日

伝統の舞と舞台を披露 6年ぶりに赤沢神楽

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 6年ぶりとなる津南町の無形民俗文化財「赤沢神楽」の奉納が18日夜、同町赤沢の八幡神社境内で行われた。
 同神楽は津南町でただひとつ残っている神楽で、戦後途絶えていたが昭和42年に復活し、地元有志による赤沢神楽保存会が伝統の灯を守っている。通常は10年か7年おきに奉納されるが、小学校6年間で一度も舞台に立てない児童がいること、昨年、町の無形民俗文化財の指定を受けたことから今回は通常より早く行うことになった。
 舞台は巨大な丸太を使う大掛かりなもので、今年4月に集落共有林から杉を切り出し、地域に伝わる図面をもとに集落住民約80人が参加して皮むきや組み立て作業を行い、130年前の引き幕(町文化財)や屏風を飾りつけて色鮮やかな伝統の舞台を完成させた。出演する地元の芦ヶ崎小学校児童や保存会メンバーも3ヵ月以上の練習を重ねてこの日を迎えた。
 当日は、町内外から観客約800人が詰めかける中、保存会メンバーによる勇壮な「獅子舞」「天狗の舞」、漫才の「おかめ六兵衛」、芦ヶ崎小児童による可愛らしい「おけさ踊り」「岩室甚句」など11演目が2時間にわたり披露され、出演者の熱演に観客からは盛んに拍手やおひねりが贈られていた。
(写真:勇ましい舞で観客を魅了した「天狗の舞」)
《本紙8月20日号2面より》

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