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2011年07月の記事


2011年07月30日

【水害情報】新たに川治、宮下東、本町東に避難勧告

 市は30日正午、新たに川治上町1・2、川治中町、宮下町東、本町東1の92世帯275人に避難勧告を発令した。理由は川治が堤決壊のおそれ、宮下東・本町東が土砂崩壊のおそれがあるため。
 対象世帯は川治上町1が33世帯108人、川治上町2が4世帯7人、川治中町が22世帯82人で避難場所は川治小学校、宮下町東が32世帯77人、本町東1が1世帯1人で避難場所は中央公民館。
 これにより市全体では153世帯443人に避難勧告が出たことになる。

◎被害状況、交通状況など十日町市発表は→こちら

【水害情報】土砂崩れ等で12集落が孤立

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 昨夜の大雨で、六箇地区の六箇山谷、麻畑、田麦、二ツ屋、船坂、塩乃又の6集落、当間集落、真田地区の名ヶ山、中平、中手、鉢の4集落、松之山東川集落が落橋や道路への土砂崩れにより孤立状態となっている。
 ライフラインでは、孤立している六箇地区で六箇橋崩落により送水管が破損、給水車もたどり着けない状況。川治の第2配水地も被害をうけ94世帯が断水、復旧未定だが給水車が出る予定。
 また、県ではこの水害で、十日町市など11市町に災害救助法の適用を決めた。
(写真左から:JR飯山線の羽根川鉄橋、六箇橋)

【水害情報】61世帯168人に避難勧告、高齢男女2人が行方不明

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 28日朝からの大雨により、市では29日午後11時半までに上川町、川原町、田川町1、本町7丁目2、学校町2の61世帯168人に避難勧告を発令した。田川、晒川の水が溢れ、周辺に住宅浸水など甚大な被害をもたらしている。川治川でも一部で水が溢れ被害が出た。
 六箇山谷の徳永トヨさん(94)と千歳町の村山英一さん(67)の行方がわからなくなっている。徳永さんは避難所に向かう途中で羽根川に流された。村山さんは乗っていたとみられる車が千代田町の中沢川川岸で見つかったが本人は不明。
 主要道路では、国道117号は川治橋が通行不能。国道253号は八箇峠と薬師トンネル、十日町橋などで通行止め。ほかにも多数通行できない場所が出ている。飯山線は戸狩野沢温泉~越後川口駅間、ほくほく線は全線で運休。
(写真左から:宮下町東の諏訪神社西側斜面、川原町の愛宕橋、美雪町の国道253号)

◎被害状況、交通状況など十日町市発表はこちら→http://www.city.tokamachi.niigata.jp/

2011年07月29日

夏を彩る風物詩・石彫シンポ開幕 横山、塚本、伊藤の3氏が制作

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 十日町市の夏を彩る風物詩として定着した「第17回十日町石彫シンポジウム」の開会式が29日午前9時から、十日町市総合体育館1階で行われた。前日からの豪雨のため、17回目にして初めて開会式は屋内で行われた。開会式には来賓として関口市長、尾身県議らが出席し、十日町市芸術協会員など実行委員会メンバー、石彫ファンの市民などが多く参加した。来賓による激励の挨拶、作家紹介、テープカット、ノミ入れ式で石彫シンポジウムはスタートを切った。会期は29日から8月20日までで、3体の作品が完成され、2体は本町2丁目に、1体は駅西通りに設置され、石彫作品は合計で77体となる。
(写真:石彫シンポの開幕を告げるテープカット)
《本紙7月30日号1面記事より抜粋》

十日町新聞7月30日号は・・・・・
▼田川増水で5世帯12人に避難勧告 市内各地で土砂崩れ、床上床下浸水
▼十日町、津南は対象外に 東北電力の計画停電運用
▼新卒求人数7月末で2割減か 十日町地域高校生求人説明会
▼小川信子さんが日本最大の俳句結社ホトトギス同人に 
▼小倉百人一首で全国高校文化祭に 中村俊太さんが十日町市から初出場
▼船坂神社にご本尊を寄進 盗まれたご本尊に代え開眼供養
▼復興に向け笑顔と元気を 津南まつりに昨年上まわる6500人の人出
▼友好交流都市の韓国驪州郡の金郡守が来町 まつりで町民と親交深める
▼巨大つるし雛を津南町に (株)京佑の北野晟会長が寄贈
▼森田佳子さん、根津万寿夫さん、ソムラビRYOさんが市に義援金 など

2011年07月28日

田川の護岸崩落、9世帯に自主避難呼びかけ

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 28日朝から続く大雨の影響で、市内上川町の田川の護岸が幅4m、長さ10mにわたって崩落し、市や消防では付近のアパートや家屋など7棟9世帯21人に自主避難を呼びかけている。
 現場は同町のコーポアイリス前で、建物から約5m先の護岸が駐車場のアスファルトごと崩落。対岸でも長さ約30mにわたって護岸が一部崩れており、消防が警戒を続けている。
 また、同川の支流・みだれ川の水が溢れ、三和町などで床下浸水が6軒発生。北新田、川治でも2軒あった。
 交通への影響も出ており、JR飯山線は森宮野原~越後川口駅間で運休、ほくほく線も普通・特急ともに一部列車が運休。主要道路は国道253号の池之平~八箇間(八箇峠)、国道353号の津南町辰ノ口、国道403号の小脇・室島などで雨量超過による事前規制として全面通行止めとなっている。

2011年07月25日

日本初の試みの学校施設が着工へ 十日町小学校

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 市立十日町小学校・特別支援学校・発達支援センター建設工事の安全祈願祭並びに起工式が22日、十日町小学校グラウンドで挙行された。同日は千手神社の長谷川健一宮司により神事が執り行われ、施主の関口十日町市長らが鍬入れ、玉串奉奠などを行い、工事の安全を祈願した。十日町市内の市立小・中学校の建て替えの先駆けとして、耐震性や少子化に対応、さらには市立の特別支援学校、それに発達支援センターを併設するという全国にも例のない教育施設が着工された。
(写真:起工式で鍬入れする関口市長)
《本紙7月25日号1面記事より抜粋》

十日町新聞7月25日号は・・・・・
▼汚染稲わら牛が十日町でも流通 津南町に出荷、市内スーパーで販売
▼第5回に向け芸術祭グッツ説明会 公募webでのデザイン公開コンペも
▼あと20年くらいで湘南と同じブランドに 竹田氏が“越後妻有”芸術祭を評価
▼一番早いのは現行スタッフのまま改築 村松県議長が病院問題で見解示す
▼LED蛍光灯工場設置をめざす 市内2企業が新商品を格安でリース
▼プレミアム率20%の商品券発行 関口市長が定例記者会見で発表
▼被災地支援に向け野菜作り 地域おこし協力隊や首都圏若者が
▼“希望の缶詰”にメッセージ アドベンチャースクールの子ども達が
▼なでしこ優勝で貴重な宝物に サイン入りキルトサッカーボール
▼第20回十日町ハガキ祭り 提唱者の坂田道信さん囲み開催 など

なでしこ優勝で貴重な宝物に サイン入りキルトサッカーボール

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 女子サッカーW杯ドイツ大会で初優勝し世界一に輝いた「なでしこジャパン」の澤穂希主将をはじめ、代表選手のサイン入りキルトサッカーボール2個が、市本町分庁舎2階の市観光協会窓口に展示されており、注目を集めている。
 このキルトで作ったサッカーボールは、なでしこジャパンがW杯アジア予選を前に昨年5月8日から14日まで1週間にわたり当間高原リゾートのクロアチアピッチで強化合宿をした時に、6角形に切り抜いたキルト生地に同合宿参加全選手23人からサインして貰い、それをキルト展実行委員会のメンバーがサッカーボールを覆うように縫い合わせ完成させた。
 これとは別に、同実行委からなでしこジャパンの活躍を願い同様のキルトサッカーボール2個も贈られている。その2個は今年8月上旬まで日本サッカーミュージアムで開催中の特別企画「なでしこ」に展示され異彩を放ち注目を集めているが、同2個には選手サインは入っておらず、サイン入りキルトサッカーボールは世界に唯一、十日町市にしかない貴重なものとなっている。
 サイン入りは、昨年9月18日から10月3日に開催された第7回「きものの街のキルト展」で本町2のフラットステーションに展示された。さらに今年9月17日から開催される第8回キルト展にも展示されるほか、7月30日から、なでしこジャパンの優勝を祝い十日町情報館でも展示することが決まった。
 キルト展実行委の関田秀子実行委員長は、「キルト展PRの一環として、ちょうど男子W杯もあり千原の社長さんの提案で製作しました。フレーム入りのキルトも各部屋に置き、各選手が喜んでお持ち帰り下さいました。サイン入りのキルトサッカーボールは世界にここしかないオンリーワンの宝物です。今年のキルト展でも展示しますので皆さん楽しみにして下さい」と話していた。
《本紙7月25日号3面より》

2011年07月20日

丸山秀二氏に国際連盟特別功労賞・日体協功労賞

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 丸山秀二氏(市内稲葉・丸山工務所会長)の「国際レスリング連盟特別功労賞」、「日本体育協会・JOC創立100周年功労賞」受賞祝賀会が17日、ホテル・ベルナティオで挙行された。同日は来賓として日本レスリング協会から高田裕司専務理事、富山英明常務理事らが出席、地元の女子レスリング・十日町後援会会員ら関係者130人が出席して同氏の受賞を祝った。
(写真:祝賀会で丸山夫妻を中心に受章記念撮影)
《本紙7月20日号1面記事より抜粋》

十日町新聞7月20日号は・・・・・
▼病院と保育園問題に会場質疑 連合十日町支部が市長と語る会
▼小林前町長の偉業を称えて 記念誌出版と叙勲を祝う会に100人
▼最高賞の推薦には茂野誠一郎氏 市観光写真コンテスト
▼人間ドック機能評価で認定証 (財)上村病院が県内4施設目の認定
▼日本木造プレハブ建築協会設立 小野嶋哲雄氏が理事長に
▼恵福園ほくぶ建設へ 建設費5億円、来年4月オープン予定
▼恥部語る仲間の会が心を開放 こわれ者祭典代表の月乃氏が講演
▼村山、宮崎さんの高校生2人を派遣 日独スポ少交流事業
▼駅通り周辺300世帯を緊急訪問 高齢者交通事故防止対策で
▼神宮寺は心のふるさと 十七夜まつり など

ぶな林で究極のエコを 当間山で散策ツアー

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 今年の夏は節電に協力し、究極のエコを実践しましょう。思い切って戸外に出て、深緑のぶな林のマイナスイオンを浴びましょう―との呼び掛けで、「当間山ぶな林散策ツアー」が16日に行われた。
 これは水沢商工会が設立50周年記念の一環で企画したもので、当日受付も含めて「健脚コース」「体験コース」「のんびりコース」の3コースに130人が参加した。午前9時からベルナティオ第3駐車場で受付が開始され、バスでぶな林入り口まで送ってもらい、ツアーの説明と軽い体操を行って、それぞれのコースに出発した。「健脚コース」は一周2時間の本格コースで、深緑のぶな回廊を巡った。出発地ではスーパーカーやエコカーが展示され、戻って来た人達にとん汁がサービスされた。参加者はたっぷりとぶなのフィトンチットとマイナスイオンを浴びて、壮快な気分を味わっていた。
《本紙7月20日号2面より》

2011年07月15日

十日町駅舎を高架にして踏切なくす構想 関口市長が納涼の夕べで

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 関口芳史後援会主催の「関口よしふみ市政報告会と納涼の夕べ」が10日、クロス10大ホールで開催され、後援会会員が850人出席した。来賓として筒井信隆・農水副大臣、水落敏栄・参院議員、佐藤信秋・参院議員、風間直樹・参院議員、中原八一・参院議員、村松二郎・県議会議長、尾身孝昭・県会議員が出席して、関口市長の活躍ぶりを賞讃した。関口市長はこの一年の市政報告を行い、JR飯山線とほくほく線のレールを供用して十日町駅を高架にし、踏切を無くす、という新たなまちづくりの構想を打ち上げた。
《本紙7月15日号1面記事より抜粋》

十日町新聞7月15日号は・・・・・
▼尾身県議の政調会長就任を祝う 祝賀会に850人、後援会新会長に西方氏
▼景観に配慮し清水の棚田の復旧を 検討会で新潟大復旧案示される
▼賛成多数で談合疑惑浮上工事を承認 十日町市議会、3市議が市対応等質す
▼市内水道料を統一化へ 中里地域は値上げ、4地域は値下げ
▼とおか市で初の「こども店長」 定員の2.3倍の小学生230人が参加
▼戦前の「生活刷新節約事項」を発見 節電ブームのなか白井さん宅の蔵で
▼松之山・上川手歌舞伎を支援 東日本鉄道文化財団が3年連続で
▼LAYLAが市に義援金 ライヴでレッド・ツェッペリンを再現
▼公金を自費で支払う 30代女性職員を懲戒処分
▼交差点横断歩道ではねれる、シニアカーごと土手から転落 高齢者死亡事故 など

とおか市で初の「こども店長」 定員の2.3倍の小学生230人が参加

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 第8回「とおか市」で市内小学生によるミニ職業体験「チャレンジ!こども店長」が10日、十日町市中心商店街の42店舗で初実施され、当初定員を2倍以上も上回る児童約230人が参加。可愛い一日店長が元気いっぱいに活躍した。
 商店街にぎわい研究所(十日町商工会議所)の呼びかけで毎月10日に実施している商店街活性化イベント「とおか市」。同イベントに合わせて今回初めて様々な職種のお店やさんで職業体験をする「こども店長」への参加を市内小学生3年以上に募ったところ、当初定員100人を大幅に超える230人もの申込みがあった。
 小学生らは2~3人でチームを組み、本町1~6、駅通り、コモ通り、昭和町の各商店街に分散する飲食店や小売店など協力42店舗に出向き、接客用語マスターなどの事前学習や接客対応などの職業体験を行い、最後は店主インタビューの3つのミッションを行った。
 このうち駅通りの「酒のいまい」では、十日町小6年の山本泰直くんと上野小3年の富井元規くん、富井くんの妹で保育園年長組の香名ちゃんの3人が店頭販売に挑戦。自分達で商品を店頭に出し、自分達で書き上げたPOPを貼り、「いかがですか」と通行人に元気な声で呼びかけ、お茶やラムネ、そうめんなどを販売していた。
 山本くんは「とても楽しい。買った人から喜んで貰い楽しい。学校で野菜とかは売ったことがあり、そんなに恥ずかしくないです。学校で職業の勉強をしているから、勉強に役立つし、将来にも活かせると思い参加しました」と笑顔で話した。 富井くんは「妹がやりたがったので2人で参加しました。売れた時は嬉しいです」と目を輝かせていた。
 同店若女将の今井晃子さんは「元気がある子達でしっかりと意欲的に声を掛けており、通行者が気に掛けてくれますね。自分らで売ってる時より反応が良いですよ」と目を細め見守っていた。
《本紙7月10日号3面より抜粋編集》

2011年07月10日

マウンテンパークは27年3月までに廃止 津南町観光施設検討委が答申

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 マウンテンパーク津南など津南町の観光施設の今後のあり方を検討してきた津南町観光施設検討委員会(石沢哲委員長、委員7人)の答申書がまとまり、6日に町議会に示された。同書ではマウンテンパーク津南、萌木の里、竜神の館、かたくりの宿、リバーサイド津南、津南観光物産館の6施設について、「望ましいあり方」として経営方針や設備投資、誘客方法などを提言。平成17年から民間に運営委託されているマウンテンパーク津南については委託者との契約が切れる平成27年3月までに廃止すべきと、初めて廃止に踏み込んだ提言が示され、注目を集めている。
(写真:マウンテンパーク津南)
《本紙7月10日号1面記事より抜粋》

十日町新聞7月10日号は・・・・・
▼藤木町議が補助金を不正受給 議員を辞職、県は刑事訴訟へ
▼十小工事入札で談合疑惑浮上 市民の会に情報、結果は情報通り
▼松本前復興相が津南町視察 被災地巡り、放言問題にも言及
▼笹山遺跡で市民発掘体験募集 関口市長定例会見
▼十高に自著を寄贈 タグチメソッドの田口玄一氏が
▼故・野村ミス女史の33回忌営む 国内初の女性国会議員の一人
▼市内小中学校で放射線測定 県集計後に市HP等で数値公表
▼中央ステーションズが準優勝の快挙 県スポ少野球大会で
▼12ヵ月連続CDリリ-スを達成、ギネスに登録申請 地元出身歌手・高野千恵さん
▼無人のダンプにひかれ男性死亡/親子熊に襲われ男性2人重軽傷 など

松本前復興相が津南町視察 被災地巡り、放言問題にも言及

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 放言問題で5日に辞任した松本龍前復興対策担当相が6日、新潟・長野県境地震で被災した津南町、栄村を視察した。
 今回の視察は5日夕方に内閣府から申し入れがあり、急遽決まったもの。
 町役場に到着した松本代議士はタクシーを降りるやいなや、玄関前で出迎えた上村憲司町長と握手を交わして抱き合い、一緒に出迎えた町職員を労った。
 会談で、松本代議士は「震災後、県境地震の被災地が気になっていたが、東北を優先しなければならず、ずっと来れなかった。大臣を辞めてやっと来れた」と話すと、上村町長は「ご在籍当時に目配り気配りを細やかにしてもらい、被災者からの大きな苦情なく復興を進めさせてもらっている。中越地震等も経験しているが、今回の対応は適切、着実な対応だった」と政府の対応に感謝を述べた。
 上村町長から町内の被災状況の説明を受けた後、話題は岩手と宮城の両知事への放言に。松本代議士は「知事に『知恵出さないと助けない』というのは言い過ぎたかもしれないが、行政マンだからお互いわかるはずと思っていた。被災県は自立が必要と言いたかった」と釈明。上村町長は「仲間意識が言わせたものだと感じた。意味は私どもには伝わった」と理解を示した。
 この後、上村町長の案内で辰ノ口や正面の土砂崩れ現場や天井が落ちた上郷小体育館などを視察した。
(写真:辰ノ口の土砂崩れ現場を視察する松本代議士)
《本紙7月10日号2面より》

12ヵ月連続CDリリースを達成 十日町出身歌手・高野千恵さん

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 昨年8月から12ヵ月連続シングルCDリリースに挑んでいた十日町市出身の歌手・高野千恵さん(オウパス所属)が12枚目のシングル「With」を6日にリリースし、前人未踏の記録を達成した。
 高野さんは昨年8月リリースの「SUMMER PARADE」を皮切りに、「Glory Days」「今日は休日」「星空のカナタへ」「RAINBOW」「WINTER CARNIVAL」「あなたに会いたい」「希望のとびら」「4月の風」「NEVER」「幸せの予感」と、月1枚のペースでシングルCDのリリースを積み重 ねてきた。12ヵ月連続シングルCDリリースは業界でも試みた人はいても達成者はいない前人未踏の記録。高野さんの記録は現在、ギネスブックに登録申請中で、来月上旬に登録可否が決まる予定だ。
 高野さんは歌手としてだけでなく、12曲全ての作詞も担当。この1年は連日徹夜で制作にあたるハードスケジュールが続いた。「少ないスタッフで一枚一枚自分たちの手で作ってきました。生みの苦しみも味わいました。駆け抜けてきた一年でした」と振り返る。
 3月の東日本大震災により流通が滞り、連続リリースの中断が危ぶまれる事態に。発売できる確証がない中、高野さんをはじめスタッフ全員が諦めずに準備を 進め、4月の8枚目のCDリリースに漕ぎつけた。さらに被災地への思いを込めて連続リリース企画とは別に新曲「Together」を制作。各地でチャリ ティーライブを開催し、義援金を集めた。故郷と東北の被災者に向けて、“諦めない気持ち”を歌と行動で表現し続けてきた。
 「この一年で一皮剥けた気がします。表現者としての方向性が定まってきました」と手応えを語る高野さん。「ファンの皆さんにもっともっと楽しんでもらえる時間を提供できるよう、頑張ります」と意欲を新たにしている。
(写真:12枚を紹介する高野さん。手にしているのが新曲の「With」)
《本紙7月10日号3面より抜粋編集》

2011年07月05日

(株)桐屋社長・田村憲一氏が十日町織組新理事長に

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 6月28日に開催された十日町織物工業協同組合理事会で、5月末で任期満了となり退任した関口芳央理事長の後任として㈱桐屋代表取締役社長の田村憲一氏を新理事長として決定した。同組合では5月27日の総会で、関口理事長の退任に伴い、青柳安彦氏を選考委員長として選考を進めてきた。本紙では新理事長に就任した田村氏に、29日午後、クロス10内の同組合事務所でインタビューし、理事長就任の抱負などを聞いた。
(写真:新理事長に就任した田村憲一氏)
《本紙7月5日号1面記事より抜粋》

十日町新聞7月5日号は・・・・・
▼大震災で3月の乗客数が激減 北越急行(株)22年度決算
▼市内に相次ぎ出店決まる ヤマダ電機とウエルシア関東
▼市職員平均で8%減の60万円 公務員に夏のボーナス
▼津南町認証米の愛称は「津南・米・心」 全国から3600件超の応募
▼祭りを絶やすことなく次の世代に 県神社庁中魚沼支部総代会総会
▼個店の魅力を追求しロングセラーも 4年目のとおかまち逸品会が始動
▼地元十日町市の久保田愛子さんが優勝 第30回十日町小唄日本一大会で
▼手づくりのだんごお守りを被災者に 十日町市の特性生かし7万個制作
▼今度は念願のOB会設立を 十高空手道部後援会10周年祝賀会
▼のり面を走行し標識に衝突 川西の夫婦が重軽傷 など

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