20日から降り続く大雪により積雪が急増しており、新潟県では23日、十日町市、津南町などに県災害救助条例を適用した。救助として市町が実施した障害物の除去に係る費用の一部を県が負担する。
積雪の急増により雪の被害が予想されることから、津南町では同日午前9時に豪雪対策本部を設置、十日町市も午前11時に豪雪災害対策本部を設置し、警戒にあたっている。
23日午後1時現在の積雪(アメダス)は、十日町(小泉)が288cm、津南(豊郷)が399cm。津南は午前11時に412cmを観測しており、平成18年豪雪があった2006年以来16年ぶりに積雪が4メートルを超えている。
(写真:積雪が4メートルを超えた津南町豊郷集落・23日)
【追記】
十日町市では、屋根雪等の捨て場の確保が困難になってきていることから、24日から3月4日までの期間、市の雪捨て場5箇所を一般に開放する。時間は午前9時から午後4時半まで。
場所は十日町橋右岸側堤防沿い(高田町6丁目)、妻有大橋左岸下流(川西上新井)、宮中橋左岸側下流(中里宮中)、青葉住宅団地奥(松代青葉)、松之山なめこ工場向かい(松之山新山)。